金子ゴールデンビールが発売されると云う情報は、当ブログでも紹介したが、発売日にはJAの各店舗とも、即完売だった。
それだけ地域の皆さんが楽しみにしていてくれたわけで、もっと作れとのクレームもあったようだ。
追加のビールは、ビール工場の空いた時に金子ゴールデンビールを醸造されるわけで、次回発売の6月末(4,000本)をビール好きの皆さんが待ってくれている。
問い合わせ( 03-5910-3066 )JA東京あおば地域振興課

フードマイレージの権威、中田哲也氏がこのビールに注目頂いていたのを知らなくて、「もう売り切れですか !」と、残念がられていたので、冷蔵庫に残っていた金子ゴールデンビールをお持ちしたら、ブログに書いていただけた。
有難いことです。

JA東京あおばの伝統野菜担当の伊藤信和さんから電話をもらい、今日(10日)は梅雨の中休みで、収穫するには丁度良いから、今日刈り取りをするという。
「行けたら行く!」と云うような返事をしておいたが、丁度都合がついたので、再度電話をして、昼過ぎに練馬区土支田町の加藤力男さんの畑に向かった。
加藤さんのお宅の前に広がる、16eの畑に植えられた金子ゴールデンは、午前中で終わる予定と聞いていたが、
思いのほか時間がかかっていて、昼食を取ってから再び行ってみたら、まだ刈り取り作業は続いていた。

畑で、声をかけてくれたのが、近くに住んでいる五十嵐一男さんで、30数年振りの再会であった。
昔はホウレン草の栽培については、研究熱心で成果を出していたが、今はブドウ園を経営しているらしく、中々手に入らなくなった麦わらをもらいに来たんだと言う。
その内に伺いますと言って別れたが、嬉しい出会いだった。
刈り取られた金子ゴールデンは、光が丘の廃校となった小学校の体育館を利用しての自然乾燥をしていた。
加藤さんの畑で収穫されたビール麦は、22袋/30sだった。
野菜を栽培していた畑だから、養分があり過ぎて茎が伸び過ぎだったようだ。

午後からやる予定だった、西大泉6丁目の瀧島信彦さんの麦畑は30アールと、加藤さんの麦畑の倍だが、
午前の仕事に手間取ったことから始まったのは15時、しかも、住宅に囲まれた畑と云うことで、麦が風で巻かれた形で枯れたため、コンバインが上手に刈り取れないらしく立ち往生、
JAの担当者は悪戦苦闘、日没までに終わるかどうか、明日の天気が気になるところだ・・・。
加藤さんにしろ、瀧島さんにしろ、「練馬に残る伝統を、農作物を栽培することで守ることができるのであれば、それが我々の仕事だ」と言ってくれている。