東京中央青果(株)社長で、東京シティー青果(株)の石川勲会長さんが発案して、月刊「日本橋」が募集するツアーは一昨年から始まった。
この人気の「 築地市場 やさい くだものツアー」に出掛けた。
築地市場と云うと、魚河岸のイメージが強いが、青果市場もあることもアピールする必要があると云う石川会長の思いが詰まったツアーだ。

朝5時起きで市場に来たのは現役時代以来だが 7時から始まったセリは、活気があふれている。
話によると、一時は都内に3,500軒からあった八百屋さんも、スーパーなどの量販店が増えたことで廃業などして、現在は650軒に減少、セリ場も往時の三分の一ぐらいになったと言う。
朝から雨模様だったからではないが、今日は荷が少ないと言う。
固定のセリ台から移って、引き続き、近郷野菜売場では、入荷した荷を前に移動セリが行われていた。
最近は、資格を取った大学卒の女性セリ人も居て、甲高い声で堂々とやりとりをしていた。
市場は男社会で、保守的な職場と思っていたが、時代も変わったし、若い女性のセリ人には頼もしい限りだ。

この月刊「日本橋」のツアー、最近は人気で、30名の募集に300人からの応募があると言うから、協賛の東京中央青果梶A東京シィティー青果鰍燉ヘが入ると云うもの。
我々の班は丸山副部長の案内で場内をめぐったが、
初夏産の東京産キャベツは柔らかくて、美味しい。まだ荷は少ないが、東京産に出会えたのは嬉しいものだ。
高級料理店が使うツマものとしての、花マルキュウリに、ナスもある。
クリックすると、京都の伝統野菜、万願寺甘とうがらしや、金沢の加賀太キュウリも入荷していた。

仲卸の店舗も案内してもらったが、すでに国産( 山口県産 )の松茸入荷し売られていた。

次は、お楽しみ果物の試食が待ってます。