この企画の発案者・石川勲( 東京中央青果(株)社長 )東京シティー青果(株)会長からツアーの趣旨と築地市場の歴史について紹介された。
築地市場は江戸時代・寛文の初めの頃(1661年)に、数寄屋橋のたもとに、近在近郷の農家が野菜を持って来て売り始めたのが興りで、
その後、京橋大根河岸として発展、さらに関東大震災で被災した日本橋の魚河岸、青果の京橋大根河岸を収容するために、昭和10年、築地に市場が竣工したもの。
会場に入ると、当日築地市場に入荷した果物が一箱づづ持ち込まれて並んでいた。
壮観だ。

上の写真をクリックする。東京シティー青果の藤田寛常務(写真右)も庖丁を持って、次から次へとくだものを切っていきサービスに勤めていた。
NHKの市況で活躍している丸山副部長がセリの符丁などを紹介した。
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築地ブランドの「築地のおいしいバナナ」「築地市場」も並び、美味しい食べ方の一つとして、バナナの天ぷらも提供された。
江戸東京野菜普及推進連絡協議会の顧問を拝命していることからか、石川会長には気遣いをいただき、江戸東京野菜の紹介の場も設けていただき、一言ご挨拶をさせていただいた。
協議会としても江戸東京野菜のチラシを配ってくれていたが、今シーズンの初物の「馬込半白キュウリ」と、「寺島ナス」が並んでいた。
さすが、築地だ。

馬込半白キュウリはスライスして、また、寺島ナスは天ぷらにして皆さんに食べていただいた。 美味しく揚がっていたので、皆さんの評価も高かった。

会場では、藤田常務に石川会長も次から次へと説明をしなから切ってくれた。
営業推進部の鹿嶌洋一部長もサービス役で、皆さんその都度お好みの果物を食べていた。
勿論、皆さんからの「これを切って !」のリクエストにも応えていた。

このツアーの魅力は、お腹いっぱい食べて、残った果物はお土産にいただけると云うもの。
皆さんに公平に分けられるものは袋に入れて用意されたが、公平に分けられないものは全員に抽選で分けられた。
皆さん2つ以上が当たった。

特に高価なものは、欲しい人たちでジャンケン大会。
珍しいドリアンはお二人が手おあげてシャンケンで女性が獲得した。
皆さん満足のツアーで、持ち切れないお土産は宅急便を依頼していた。
7時半からの市場ツアーはこちらから