「里帰りした三河島菜( 通称・里帰り菜 )」のタネが熟したことは、ブログで紹介したが、宮寺さんからそろそろ、母本を刈り取るとの連絡があったことから、NPO法人ミュゼダグリ( 納所理事長 )の皆が手伝いを申し出て、6月5日に刈り取り作業を行った。

その後、ハウス内で乾燥させていたが13日に、500mlのタネが採種出来た。
里帰り菜( アブラナ科 )。
アブラナ科は、交雑しやすい性質から、宮寺さんの畑の近くで近縁種が花を付けていることも危惧され、網室を作って管理してきたもので、網を外すことから始まった。
莢の枯れ具合に、むらがあるが、大きく育った母本の茎を刈っていく。
中には、莢からはじけてこぼれ落ちるタネもある。

刈り取ったのは、二回に分けて乾燥させるためハウスに移動した。

乾燥したタネを採種するため( 写真をクリックする )、莢を叩いたり、揉んだりした後、大きい目の振るいで殻を除き、最後は箕でごみを吹き飛ばして、タネが採れた。
今後、宮寺さんの畑では馬込三寸ニンジンと練馬ダイコンのタネが実っているので、いずれ、ミュゼダグリのメンバーによる採種作業を行う予定である。