2011年06月21日

江戸東京野菜 スタディ  <ミュゼタゲリ> 2011.6.19(日)


 「スタディ & カフェ」 は.6月19日(日)に開催された。
開会にあたり、18日に開催されたNPO法人ミュゼダグリの総会において、新たに理事長になった酒井文子氏から挨拶があった後、スタディーに入った。

スタディの講師・高橋金一さんは、日頃から当研究会の普及活動に協力をいただき、「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」に協力・指導を行う他、自らも伝統野菜・砂村一本ねぎの栽培に取り組む等、大所高所から理解をいただいている。

高橋さんは、小金井市の植木農家で、元全国農協青年組織協議会理事、東京都都市農業検討委員、JA 東京むさし青壮年部顧問をされている。


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「日本の野菜よ、どこへ行く〜大揺れのニッポン農業を考える〜」
ニュージーランドや石垣島などを回って、地元生産者とTPP について意見交換の最中に東日本大震災を知り、いち早く宮城の被災地へ支援物資を送ったり、JAを通じて原発風評被害の農産物の販売等を行いました。地震・津波、原発事故、TPP など、激動のニッポン農業を取り巻く問題を縦横無尽に語っていただいた。


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高橋氏をクリックすると配布された資料

伝統野菜についても熱く語った。

自分が栽培した、F1野菜のネギを示しながら「F1の野菜は、このように綺麗で作りやすい、これが主流です。これは換金性を考えると、農家はこのような野菜が必要です。

伝統野菜は、作り辛い野菜で、淘汰されてきた野菜です。今日の東京農業を考えると他産地と競争する場合はF1だけでは難しい。
全部変えることはできないが換金性の高いものを作りながら、伝統野菜も入れて行くと云うことがこれからの東京農業の主流ではないかと思っています。

しかし、伝統野菜を作っても食べ方を知っている消費者が少ない現状です。

現在、東京の食材にこだわっている三國清三シェフのように有名な料理人の方々が、地産地消などから支援してくれていますが、このような方々のリードによって有利販売に繋げていくと云う方法もあるのではないかと考えています。

伝統野菜の江戸東京野菜など、古くて新しいものにチャレンジすると共に、F1と上手に付き合っていく、自分が自信を持って作りあげて行くことが再生産可能な日本農業に繋がっていくと考えている。
F1はタネの力で出来たものです。しかし伝統野菜を作るには、本物の農業者の知識と経験が必要ですが、これにチャレンジしていきます。」と語った。

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お客様として、「スローフード江戸東京」の成田重行さんがお土産として、新宿のまち興しに活用している、内藤トウガラシ(八房トウガラシ)のタネを持参いただいたので、皆さんに資料と共に配布した。

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TPPの話や、都市農業の現状等、幅広い話で、質問なども出た。
皆さん「良くわかった!」と好評で、我々の食が、今まで以上に外国を当てにしなければならないことになる、TPPには皆さん反対していくと言っていた。

カフェはここから
posted by 大竹道茂 at 00:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学・NPO等の活動
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