2011年06月28日

小金井市長が手料理『クリーミーなサラダ〜速水もこみち風〜』を披露・振る舞う。


小金井市では25日、平成23年度食育月間「野菜を食べよう」を同市福祉会館で開催した。
「野菜を食べよう」には、4月に市長になったばかりの佐藤和雄市長も食育を支援しようと見えた。

小金井市は食を通じた健康づくりなど、総合的な食育を推進するために食育推進計画を策定している。この計画を広く市民に知ってもらうために、毎年、食育月間の6月に食育に関する事業を行っているが、今年は江戸東京野菜について、計画したもの。


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開会前に、市長と名刺交換をしたが、江戸東京野菜に取り組む思いを聞かれた。

東京農業や東京の農産物が都民に理解を頂くためにも伝統野菜の復活や普及は大切ですと、お伝えしたので、
市長はあいさつの中で、「この食育月間が江戸東京野菜の普及に繋がれば・・・」とエールを送ってくれた。

あいさつの最後には「本日12時15分から市長による簡単野菜料理のデモンストレーションとなっていますが、あまり期待しないで欲しい」と・・・(笑)。



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会場の福祉会館入り口には、小金井市の生産者で組織する、直売会会長の大堀耕平さん、黄金井江戸東京野菜研究会会長の井上誠一さん、野菜や花の栽培農家・島田重行さんが採りたての新鮮野菜を並べた。



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写真をクリックすると資料にリンク

会場は少し集まりが悪かったが、市長さんをはじめ市議会議員の先生方が10数人みえていたので、小金井市において江戸東京野菜が生産されている意義についても触れた。

後ほど議員さんからは、「初めて知ることが色々あった !」との声が聞かれた。

私の話は1時間30分だったが、市長は一番前で最後まで聞いてくれて、早稲田ミョウガの捜索の話は印象に残ったらしく、「私も早稲田だから面白かったと・・・」と。

生きた文化財として伝統野菜の魅力にも理解を示してくれた。

今後の小金井市における江戸東京野菜の取り組みも更なる展開が期待できる。



佐藤和雄小金井市長のデモンストレーションレシピ
『クリーミーなサラダ〜速水もこみち風〜』


クリーミーなサラダ〜速水もこみち風〜と、何だかわけのわからないタイトルがついていますが、決して自分が「速水もこみち」と、うぬぼれているわけではありません。

速水もこみちさんが考えたレシピにちょっと手を加えたと云うだけです。とドーと会場から笑いを取った。


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写真をクリックすると市長の「もこみち風」の出来上がり。

速水もこみちさんは、人気の若手俳優、日本テレビ「ZIP!」( 毎週月曜日〜金曜日あさ5:50〜 )の中で、「Moco”sキッチン」として得意の料理を紹介しているもので、市長は「クリーミーなサラダ」を得意としているらしい。

エプロンもお似合いだが、包丁さばきもお手のもの、おしゃべりをしながら料理するのは難しいものだが、
自信があるから、このようなパフォーマンスも引き受けたのだろうが、冗談を云いながら、手際良く料理するのには驚いた。

出来上がったサラダをいただいたが、「美味しい」さすが自信作だ。

2人分
アボカド 1/2個
レタス     1/2枚
紫玉ねぎ 1/4個
セロリ    1/4本
スモークサーモン  4枚
クリームチーズ 1/2個
ドレッシング
オリーブオイル 大さじ1
レモン汁 1/4個分弱
バルサミコ酢 小さじ1/2
塩・こしょう 少々


<作り方>
@紫玉ねぎは薄切りにし、みずにさらす。レタスは一口大に手でちぎる。
Aセロリは繊維に逆らって薄切りにする。ドレッシングの調味料は
 合わせておく。
B@とAをボウルに入れてドレッシングで和える。
C器にBを盛り、小さく切ったスモークサーモンと手でちぎったクリーム
チーズをのせる。




酒井文子先生の『トマトご飯』


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佐藤市長は、ビディオカメラを持ってお手伝いまでされた。料理の経過をモニターに映し出した。

2人分
トマト 170g
玉ねぎ 小1/4個
さやいんげん 5本
米 1カップ
水 1カップ
昆布 5×5cm
サラダ油    大さじ1
壇    小さじ1/3
醤油   少々


<作り方>
A は洗ってざるにあげる。
Aトマトはざく切り、玉ねぎはあらみじん切りにする。さやいんげんは
 分量外の塩を入れて茄でて小口切り。昆布は5mm角に切る。
Bフライパンにサラダ油を熟し、玉ねぎとトマトを妙める。
C鍋か炊飯器に、米、水、昆布、塩、醤油を入れてかき混ぜ、最後にBを入れて炊く。
D出来上がったら、サヤインゲンを混ぜ合わせて器に盛る。



池田多鶴子さんの『人参ご飯』



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4人分
米 2合
水 1と2/3カップ
人参 1本
ちりめんじやこ 20
油揚げ 1/2枚
お酒 大さじ1
塩 こさじ1/3
薄口醤油 大さじ2/3
こぶ茶 大さじ1


<作り方>
@米は洗ってざるにあげておく。
A人参1/2本はすりおろし、水気がなくなるまでから妙りする。
 残り1/2本の人参はアルミホイルで包む。
B油揚げは熱湯をかけ油抜きし、あらみじんに切っておく。
C炊飯器に米、水、人参、ちりめんじゃこ、油揚げ、調味料、昆布茶
 を加え、上にホイルで包んだ人参をのせて普通に炊く。
D炊きあがったらホイルで包んだ人参の1/4の飾り用に型でくりぬき、
 残りは色紙切りにし、ご飯に混ぜる。




雀部かおりさんの『ピーマンの妙め煮』


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2人分
ピーマン 3個
ちりめんじゃこ 10g
サラダ油 適宜
水 大さじ2と1/2
砂糖 5g
酒 10g
醤油 10g


<作り方>
@ ピーマンは種をとり、1cm幅に切る
A フライパンを中火に熱し、サラダ油でピーマンとちりめんじやこをさっと妙める。
B  弱火にして、水(大さじ2と1/2)、砂糖、酒、醤油を加え、水気がなくなるまで煮る。



会場の展示



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写真をクリックする。
なるべく調理で捨てることの無いように「エコ料理」
ナスのヘタで、天満椎茸。
ジャガイモの皮でクルトン等。



posted by 大竹道茂 at 00:01| Comment(1) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
この記事へのコメント
すごーく贅沢なイベントですね!!
秋のイベントで、ちょっとチャレンジしてみたいです!
Posted by fuming at 2011年06月29日 17:48
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