昨年の8月21日だったか、伝統のマクワ瓜を栽培している内田和子さん( 足立区興野 )のお宅に江戸東京野菜の「本田ウリ」を見に行った時に、舎人ライナーの高野駅で下車して、ハス田の脇を通った。
江戸の頃からレンコンの栽培が行われていた足立の舎人。3年前に舎人ライナーが走るようになってから、不便だったこの辺りも随分変わった。
花は終わっていて、子供のころ食べた蓮の実が印象的で、足立にハス田がまだ残っていたんだと、嬉しくなったものだ。

ハス田の所有者を知りたくて、JA東京スマイルに聞いたところ、JA東京グループが実施している、第12回 “東京「農」の風景・景観コンテスト” で「古き伝統を守る舎人ライナー高野駅前のハス田」として浅井浅雄氏と榎本晴夫氏が入賞している事を知らされた。(写真をクリックする)
他には、ハス田は残っていないものかと調べると、舎人ライナー谷在家駅の近くの磯部さんのお宅でもハスを栽培し、お盆を前に花き市場に出荷しているという。
“東京「農」の風景・景観コンテスト” 入選地が都庁でパネル展示された。
東京「農」の風景・景観コンテストは、現在 第15回の募集が行われているが、都民に東京の農地・農業が都市景観としても残していく意識を持ってもらおうと第14回の入選地を、19日から26日まで、新宿の都庁でパネル展示をしていた。
パネル展示された都庁一階フロアの吹き抜けのステージは、近くにインフォーメーションがあり、待ち合わせのソファも用意されている場所。
来庁者は思い思いに立ち止まって入選地の場所を確認したり、解説を読んだりしていた。
展示は26日までだったが、ご覧にならなかった方はここをクリックすると、JA東京中央会のHPにリンクする。
また、第15回“東京「農」の風景・景観コンテスト”に応募するには、ここから。