8月の初めに、地元、拝島第二小学校(石川博朗校長)の杉本幸司先生からお手紙を戴いた。
3年生が地元の農業、農家の勉強をするので、農家の仕事等について話してもらえないかと云うもの。
丁度、3年生の孫娘がお世話になっていることもあり、お役に立てるならと喜んでお引き受けした。

お誘いいただいた杉本先生、(写真をクリックする)質問も沢山あった。
3年生が分かるように、授業をするのは経験がないから、どうしたものかと思ったが、孫娘が持っていた副読本の「私たちの昭島市」を借りて、その狙いからそれないように、子どもたちが興味を持つようにと、ストーリーをつくって40分用のパワーポイントを作り上げた。
パワーポイントは、「昭島市の農家の話し」クリックする。地域の保育園や小学校のための芋掘り用の畑にたたずむ小川さん。
同市美堀町の小川善伸さんは、地域の行事は勿論のこと、学校の授業などにも協力されていて、副読本にも同市の農家を代表して掲載されている。
杉本先生の話では、子どもたちは近いうちに小川さんの畑に行って、お話を聞くと云う。
そこで事前の勉強として、小川さんの農業、農家の仕事を教えてほしいという。
小川さんは、1年間に30種類の野菜を栽培されている。
今回、お話を受けてから何回か小川さんのお宅に伺ったが、この時期はゴーヤ、ナス、オクラ等、旬の夏果菜を出荷している。クリックすると出荷するための作業。
小川さんは、市役所の近くにある「ふれっ旬」に、月、水、金の3日間、出荷していて、9:30の開店前に、荷を並べる。
また、JAの昭島農産物直売所「みどりっ子」には、月〜金曜日まで毎日、出荷している。

開店前に行列をつくっている写真を見て、子どもたちは「人気があるんだー」と驚いていた。
クリックすると「ふれっ旬」でも行列。
パワーポイントでは「地産地消」や「旬」の話しも、言葉を選んで話したが、分かってもらえたかナ?。
昭島市の農業を語るには、野菜以外にも、稲作農家や、畜産農家、果樹農家、花き農家、植木農家があり、全ては紹介できなくても、2〜3人を取材した。
みどりっ子の「直売所」に、「美味くてたまらん(多摩卵)」というタマゴが販売されていたので、JAの山崎眞義さんに同市大神町の養鶏家・石坂昌久さんのお宅に案内していただいた。イオン水を使っているとかで、鶏糞の匂いは抑えられている。
石坂さんの家では、1,000羽を飼育していて、1羽が1年間で320〜330個のタマゴを産むこと、
タマゴの他には、1年から1年半で肉になり、鶏の糞は肥料として売ることも話した。
このあと、当ブログで紹介したが、山崎さんに鈴木理夫さんのワサビ田に連れて行っていただいた。
同市中神町の中野広さんも、「みどりっ子」に、ブルーベリーを出荷していたので、お願いしてブルーベリーの畑を見せていただいた。
中野さんは、体験農園もされていて、市民の皆さんにたっぷりの収穫体験をしていただいているようだ。
さて、3年生(96名)の授業だが、
3年生は元気で、こちらの問いかけに大きな声で答えてくれたり、問いかけ前に答えが出たりと、反応も良く、楽しくできた。
質問も何人かからもらったが、終わった後も、何人かが片付け中の私の所に来て質問をしてきた。
「おもしろかった」のなら嬉しいことだが・・・
この度は、杉本先生によい機会をいただきましてありがとうございました。
多摩地域の小中学校の先生方が、地元の農業との接点がないから、地域の農業がわかる本を・・・との要望を受けて、(財)東京市町村自治調査会が平成17年度に「多摩地域農業の恵」を出版したが、その時、お手伝いをした。
当時から比べれは、農地も農家も減少しているが、区部などから多摩地区に転勤してきた先生方には、ダウンロードして、読んで参考にしてもらいたい。
拝島第二小学校 杉本幸司
共有の時間は 楽しいひとときだったと思います。
おじいちゃ〜〜ん(笑顔)
私も一昨年から 地域の小学校で
授業へのサブの時間が有ります。
(夢育)
楽しい時間でハッスル!
いたしましょ〜〜〜 わっしょい(笑)