一実学の東京農大一
というキャッチフレーズで、募集している「東京農大オープンカレッジ」の講座は、「食と農」「健康」「環境」「資源エネルギー」など、生活に密着した学問領域を扱ってきた東京農業大学の研究成果や教育ノウハウの蓄積を、広く市民や地域の皆さまに提供するというもの。
特に、座学に片寄ることなく実習や演習、見学などを豊富に取り入れた「体験型講座」、人間の生活に欠かせない豊かな食生活をテーマにした「食育講座」、園芸の知識や技術を身につけ社会貢献ができる人材養成を目指す「園芸講座」などとなっている。
また、実際にフィールドに出かけ地域の方々の協力を得ながら活動を行う「参加協働型講座」や「環境体験学習」も人気のようだ。
6月だったか、東京農業大学食料環境経済学科の五條満義准教授から電話を頂き、11月に開催する「農大教養講座」を予定しているからと連絡をもらった。

大学のある地元世田谷からは、当ブログでも紹介した、田中章治さん、そして、大塚信美さんが世田谷を代表する農業経営者として都市農家の現状を話される。
また、都市農業を取り巻く情勢として、税制問題等は、東京都農業会議の北沢俊春部長が話される、11月に4週にわたっての講座だ。
「東京農大オープンカレッジ」には、2008年 6月に、初めて招かれたが、その時に受講されていたのが、世田谷区の任意団体「フード・風土」代表の岩田泰子さんで、昨年から活動のお手伝いをさせていただいている。
また、生活クラブ生協・東京の奥田雅子副理事長もみえていて、同生協の東京 農業政策委員会の学習会にお招きいただいたこともあって、
今回も新たな方々との出会いを楽しみにしている。