2011年09月12日

都立練馬工業高校の生徒が「キャリアデザイン」として農業体験に汗を流す。


都立練馬工業高校( 立石武則校長 )は、平成17年、エンカレッジスクールに指定された事から、「力をつける」「勇気づける」「励ます」ために、ものづくりが大好き.自分の可能性を見つけたい…。そんな学生の「やる気」を応援している。

特に体験活動を通して、社会生活に必要な知識・技術を学び、枠にとらわれない幅広い将来の進路が実現できるように、卒業後の応用力の向上のため、学校設定教科として、「キャリアデザイン」を設置している。



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写真をクリックすると、渡戸さんから作業内容について聞く学生諸君。

「キャリアデザイン」の体験授業の1科目として「農業・園芸体験」がある。

特にこの科目のねらいは、「安全で安心できる農作物づくりを学ぶことを中心に、身体を勒かして、自ら体験を行い自分たちの可能性を見出す。また、農作物づくり、堆肥づくりを通して、環境を保護する気持ちの育成を図る」と云うもの。

2学期最初の授業は、練馬区平和台の渡戸農園(渡戸秀行園主)での、練馬大根のタネまきと、寒冷紗張りの作業となった。


「農業・園芸体験」は、2005年にエンカレッジスクールに指定されてから、JA東京あおば、練馬地区の青壮年部(当時の部長・吉田茂雄氏)が同校の要請を受けて始まったもので、今年で6年目。

市民講師として経験豊富な吉田茂雄氏を始め、次の部長・渡戸秀行氏など、部員10数名が授業を受け持っていて、金曜日の13:15〜15:05 で年間70時間を担当している。



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今年は1年生16名(内女生徒3名)が受講している。
写真をクリックすると、マルチの空いている穴に、練馬大根のタネを3粒づつ播いて土をかける作業。
1,000本の練馬大根だから、間引きを含めて、3,000粒を播いた。

渡戸さんの説明通りに播いているかは、一週間もすれば発芽状況ですぐわかるし、それが、農業経営に直接影響を与えるだけに、学生たちは、真剣に取り組んでいた。

佐藤君は、自前で地下足袋を購入、作業着の膝を泥だらけにして手際よくタネまきを終えたから一枚撮らしてもらった。
当日は、堀井健史先生が付き添ったが、「学生たちは、学校の授業では見せない、いい顔をするんです」と語っていた。




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キャリアデザイン」の体験Tは、選択科目「農業・園芸体験」の他、「介護福祉」、「アニメーション制作」、「楽器制作(尺八)」、「家具の修理と工房」、「ゆかたを着て学ぶお茶と礼法」、「写真表現技術」等11科目あるが、中でも「農業・園芸体験」は毎年人気科目のようだ。



同校には、「農業・園芸体験」を学んだ学生たちが、栽培に興味を持ち、5年前にクラブ活動の文化部に「園芸部(15人)」を立ち上げ、校内の花壇で野菜栽培を行っている。

園芸部で栽培した野菜は、年二回の調理実習で、カレー等をつくってみんなで食べている。



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写真をクリックすると練馬大根引っこ抜き競技大会にリングする。

因みに、昨年、同圃場で第4回練馬大根引っこ抜き競技大会が開催されたが、この大根の播種や、間引きなどの栽培は、同校生徒が携わったもので、大会を成功裏に導いた大きな原動力になったことを
付け加えておく。

尚、第4回大会の動画こちらから。

また、第5回大会は、12/4 大泉地区を会場に開催される。




posted by 大竹道茂 at 00:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 小・中・高 食育の取組
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