かつて、東京都農林水産振興財団に勤めていた時、松嶋圭介シェフが訪ねて来られたことがあった。
東京の食材や、江戸からの伝統野菜につて、話を聞いて帰られた。
その後、パーティーにお誘いいただいたので伺ったが、これはブログで紹介している。.
先日、「江戸キュイジーヌ」と言われたオープン当初の心意気を皆様方に再提案する、としてメールを戴いた。メニューをクリックするとリンクする。
メニューには、私のブログでも紹介している。
「世田谷”吉実園”のこだわりの卵」は有精卵だ。
そして、「奥多摩山葵」も使われている。
松嶋シェフから、戴いたメッセージには
僕がフランスの地方のニースという土地を選んですみ始めてもう10年近くなりますが、いろんなことを学ばせていただきました。
食を通して僕らはどこから来て、どこにいて、どこに進まなければ行けないかということを常に考えないといけないと言うことを学びました。
それは食材もですが、自分自身でも言えることだと思います。
土地のことを良く学びそして土地がガイドしてくれることに耳を傾け、そして食材と接して料理をしていかなければと思います。
東京のレストランアイではそのフランスで学んだ哲学の上に、自然体で東京の素晴らしさを演出できればと思っています。
なので、、、江戸野菜を使えることは僕にとってとても光栄なことですし、土地に仕える気持ちで、食材に真摯に向き合いそして料理を作っていければと思います。
そして土地としっかり結びつくことで、相乗効果を生み東京の土地の素晴らしさを世界に発信することで、世界中の美食家がレストランアイの食材を食べにきていただけるようになっていただければと思います。
お料理が楽しみだ。