品川ブランドのカブが、「北品川本通り商店会」のまち興しとして話題になったのは、同商店会の青果商「マルダイ大塚好雄商店」の大塚好雄さんの力が大きい。
小平市で江戸東京野菜を栽培していた宮寺光政さんとの出会い、そして江戸東京・伝統野菜研究会のメンバーとして、品川カブの普及には、広範囲にわたった活動を展開している。

2008年から始まった、区民農園での「品川カブ」の栽培は、今年も大塚さんが種を無償で提供し、タネまきが行われた。
2008年11月に初めて「区民農園マイガーデン南大井」で品川カブの収穫祭が行われた。
この年、大塚さんは、品川区長に、品川カブでまち興しをしていることを報告、区としての支援を求めたが、濱野健区長が品川カブにかぶりついている写真は、話題になった。
今年で4年目になるが、今年も江戸東京・伝統野菜研究会の会員で、小平市の生産農家・宮寺光政さんが指導に当たった。
品川区から都市環境部水とみどりの課の金子係長と担当の谷津さんが見えていて、谷津さんが司会進行をされ、31区画の皆さんが集まった。
初めに、大塚好雄さんが挨拶に立ち、これまでの経過等を報告した。

宮寺さんは、品川カブのつくり方として、品川カブの特徴や栽培上の注意点を話したが、質問としては、品川カブばかりか、野菜栽培全般にわたっての質問が次々に寄せられた。
大塚さんは、東京シティー青果の江戸東京野菜普及推進協議会の幹事という立場もあり、生産地の開拓も行っている。

写真をクリックすると、プロジェクトの皆さん
都立園芸高校の「江戸東京野菜プロジェクト」の皆さんが栽培した「寺島ナス」と「葉付き内藤トウガラシ」が、プロジェクトの皆さんが写った写真とともに店頭に並んだ
都立園芸高校は週2回、地域の方々に収穫された野菜の販売をしているが、販売ルートの拡大も同校では課題となっていたことから、江戸東京野菜のネットワークメンバーの大塚好雄さんに連絡を取ったことから、同氏が同校を訪れたもの。
大塚さんは品川周辺地域の城南野菜を栽培する世田谷の農家にも注目していたことから同校生徒の生産した野菜を購入することとなったもの。
尚、 当ブログでは、トップページの左「カテゴリ」の品川カブに、関連記事をまとめてある。