昨年の10月だったが、「第1回 環境問題を多方面から考察するセミナー」が立川で行われたときに江戸東京野菜の話をさせてもらったが、その席で、武蔵野大学の矢内秋生教授(環境学部長)にお会いして、名刺交換をさせていただいた。
今年の4月に矢内先生からメールを戴いた。
先生の教え子に、野菜づくりをして環境啓発活動をしようという学生グループがあるが、江戸東京野菜をつくらせたいので相談に乗ってくれと云うようなことだった。
4日、正門のところで吉野さん達が迎えてくれた、右から、吉野大器さん、本橋和樹さん、青島直哉さん。
クリックすると研究室等校内を案内してくれた、大木奈飼さん、矢内教授、青島さん。
その後、環境プロジェクト「青丹菜(あおにさい)」の吉野大器さんからメールが来たが、栽培する前に、まず江戸東京野菜とは何なのかの勉強をしてほしいと伝えたから、5月末に大田で開催されたNPOの集まりに来ていて、他の学生にも聞かせたいと、この日をセッティングしてくれた。
開催に当たり、矢内先生から、青丹菜について紹介があった。
武蔵野大学にある多様な学生プロジェクトグループの一つで、三鷹の農家の畑を借りて野菜の栽培をしている学生たちで、野菜の食べ残しゴミを堆肥にして、それでまた野菜をつくる。それでできた野菜を青丹菜と云うとのことだ。
今後、畑の作物を思い切って江戸東京野菜にしていこうと云うもの。

三鷹の畑で汗する同大環境プロジェクト青丹際の学生諸君をクリックすると活動報告。
先生から戴いた、昨年度の同大環境プロジェクトの活動報告書を開いてみると学生たちの自主的な18のプロジェクトが紹介されていたがここでは、青丹菜について了解を得て掲載する。

講演のあと、別室で皆さんからの質問を受けたが、来年の4月に、有明にできる新キャンパスのカフェで、自分たちが栽培した江戸東京野菜を使いたい、また、有明キャンパス(写真をクリックすると)でも栽培できないか(土方将平さん)、など、学生諸君の熱い思いが伝わってきた。
そう簡単ではないが、学生たちの思いを叶えてやりたいし、わが研究会の多彩なネットワークを活用すればお手伝いができるだろう。
矢内教授、佐々木重那教授、村松睦雄准教授お世話になりました。