東京都農業祭実行委員会は、東京都農業祭の技術・圃場の部、キャベツ立毛審査会( 審査委員長・保科次雄氏=東京都農林総合研究センター長 )を開き、農水大臣賞に練馬区高野台の井之口喜實夫さんを選んだ。
井之口さんは、現在、早稲田ミョウガの増殖にご尽力戴いていることは、当ブログでも紹介している方だ。

東京都農業祭は今年も、11月2〜3日、明治神宮宝物殿前の広場で開催されるが、農業祭の品評会は、会場に展示された農産物の品評会と、畑の段階での審査・立毛品評会とに分かれる。
特に、立毛品評会は、農家のありのままの栽培技術が審査されるわけで、このクラスの農水大臣賞は最も尊敬される農業者だ。
事前の予備審査で、7圃場がエントリーされ、5人の審査員が1日をかけて審査を行ったもの。
毎年、東京の主要野菜の中から作物を指定して審査が行われるが、今年はキャベツで、
農水大臣賞に、「藍宝」栽培の井之口喜實夫さん。
尚、井之口さんはキャベツの立毛品評会で農水大臣賞は2度目の受賞となった。
特別賞の関東農政局長賞に、「しずはま1号」栽培の井口良男さん(練馬区関町)、
都知事賞に「藍宝」栽培の加藤和男さん(練馬区南大泉)が選ばれた。
それにしても、江戸東京野菜の栽培をお願いしている方々が、選ばれたことは当研究会としても喜ばしいことだ。