尾久宮前小学校( 伊藤英夫校長 )で青茎三河島菜の栽培を始めたのは、9月15日、三河島菜名人の宮寺光政さんが、来校して栽培指導をしたことは、当ブログで紹介している。
今回は、栄養教諭の鈴木恵理先生の総合学習の時間で、青茎三河島菜について勉強するから、「三河島菜の歴史、東京都内では他にどんな種類があったのか?」の話をゲストティーチャーとしてお願いしますというもの。

少し早めに伺ったことで、荒川区教育委員会の川嵜( かわさき )祐弘教育長( 写真右 )にお会いした。
川嵜教育長には、同区立小学校で伝統野菜の三河島菜に注目し、栽培いただいていることを報告し、お礼を申し上げたが、川嵜教育長も良くご存じで、ご自身でも、タネを蒔いて育てていると云うから嬉しくなった。
伊藤校長の案内で教育長の後について畑を見せてもらったが、農家並みの生育だったから、教育長も驚いていた。写真をクリックするとタネを蒔いた4年生が説明していた。

授業の場所はランチルームで、4年生2クラスが集まった。
授業では、昔の荒川区の様子を説明し、栽培されていた野菜、そしてどのようにして売っていたか、
さらに三河島菜の話等をお話しした。
鈴木先生は、先日峡田小で行われた、教育研究会で宮寺さんが持ち込んだ、青茎三河島菜をもらい受け、生徒達に披露したが、生徒達からは驚きの声が沸き起こった。

伊藤校長に伺った話だが、東京都緑化助成事業の花いっぱい運動に参加しているとかで、
南門の花壇は整備されていた。
また、「原木乾しいたけをすすめる会」からホダ木100本提供を受けて栽培をする計画等も紹介された。