日本橋架橋100年の秋祭りが30日、日本橋の橋上で行われた。
日本橋祭りは、毎年4月の第1日曜日と10月の第4日曜日で、10月は京橋と共催いで行われる。
今年は、日本橋が架けられて100年だが、日本橋の橋の上に高速道路が架かって、景観を壊してしまってから、もうすぐ50年になる。

日本橋の橋上で「江戸東京野菜」の即売が始まって4年目になる。
江戸東京野菜のブランド化を日本橋から実現したいと2007年正月に、日本橋の割烹「ゆかり」の主人・野永喜一郎氏がポケットマネーをはたいて、江戸東京野菜の5品目をセット、500円で販売したことに始まる。
これまで、JA東京スマイルの生産者の即売。その後、JA東京あおばの生産者が生産物を販売したが、今年は、最近、江戸東京野菜の生産で話題になっている、都立園芸高等学校が招かれた。
都立園芸高校からは、横山修一郎先生が付き添い、3人の江戸東京野菜プロジェクトのメンバーが9時半には、やってきていた。写真をクリックする。
写真左から、横山先生、野永氏、今泉茉祐さん(2年園芸科)、北上和佳子さん(2年園芸科)、井口明日香さん(2年動物科)。
「江戸東京野菜」の幟旗は、押上「よしかつ」の店主・佐藤勝彦さんが制作したものを当ブログで知った横山先生が、イベント用に佐藤氏に頼んで戴いたもの。

今回、自分たちの栽培した「江戸東京野菜」の中から販売した野菜は、寺島ナス、馬込三寸ニンジン、滝野川ゴボウ(渡辺早生ゴボウ)、内藤トウガラシ、伝統小松菜で、完売した。
今泉さんは、楽しかった。お客さんから寺島ナスについて聞かれました。
「漬物には向いていないので、炒め物にするとおいしいです」と伝えました。
北上さんは、渡辺早生ゴボウは自分で掘って持ってきたので、全部売れて良かった。
初めは緊張したが、慣れてから大きい声で「東京の伝統野菜です。」
初めての経験でした。

毎年販売している築地の「江戸東京野菜普及推進連絡協議会」では、園芸高校が持ってきた以外の、奥多摩わさび、品川カブ、亀戸ダイコン、青茎三河島菜などを販売した。
クリックすると、左から、同協議会の半纏をきた、横山先生と園芸高校生、金八の大野政孝社長、天茂の奥田秀助氏、ゆかりの野永社長、筆者、三徳の川口君。