11月と云うのに、穏やかな気候で、同オテルでは、結婚式が予定されているらしく、玄関を、HANAHIROのディザイナーが飾り付けていた。

ミクニマルノウチに野菜を納めている江戸川の若手生産者・木村重佳さんが若い生産者数人でグループを結成したので、三國シェフにアドバイスをもらいたいと云うので頼まれて同席した。
生産者を大切にするシェフだから、多忙の中、時間を割いてくれて、木村さんを激励してくれた。
何時もそうだがシェフの話は、料理にとどまらぬ広がりがあって学ぶことが多い。
日本食がユネスコの無形文化遺産へ登録する話が話題になった。
フランス料理がユネスコ無形文化遺産へ登録されたことを祝して、今年4月6日、ヴェルサイユ宮殿内の“戦場の回廊“で、600人が参加して開かれたガラ・ディナー。(写真をクリックする)
三國シェフは世界の料理人60の一人として加わり、日本の出汁を生かした料理は絶賛を博した。
このことは、テレビ東京のソロモン流で紹介された。
帰国後シェフは、「日本食も誰か申請してくれないか」と言っていたが、6月8日に、オテル・ドウ・ミクニで開かれた「東京を食べるディナー」でも、シェフは、「日本食も申請すれば認められる素材だから、日本としても申請してもらいたい。」と話されていた。
そこで、政府が重い腰を上げた。
有識者検討会(会長・熊倉功夫静岡文化芸術大学長)には、服部幸應先生も委員として出席されているが、2012年3月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請する計画で、2013年11月の登録を目指すと云う。
三國シェフも期待をしているようだ。