先月、都立瑞穂農芸高等学校(岡本利隆校長) から呼ばれて伺った。
同校は、東京では唯一畜産科学科がある都立高校で、今年は中止になったが、多摩ホルスタイン改良同志会が開催する、「多摩ブラック&ホワイトショウ」( 会場・青梅畜産センター )で毎年優秀な成績を上げている。

昨年、都立農業系高校の校長会で江戸東京野菜のプレゼンテーションを、押しかけでさせて戴いた時、同校の 岡本利隆校長にご挨拶をさせて戴いた。
岡本校長は時間をつくりますと云うことで、今年の3月14日に園芸科学科の1・2年生(68名)を対象に時間をとって戴いたが、大震災直後だったことで延期になっていたもの。

その後、同校園芸科学科の中澤姓子先生からメールを戴き、何回かやりとりさせていただいて、2年生を対象に先月の末に伺って、江戸東京野菜についてお話をさせて戴いた。
当日は、宮田知先生が仕切ってくれた。
現在、東京農大食料環境経済学科4年の芳賀緑さんが、江戸東京野菜を卒論のテーマにしたからと、同大五條満義准教授からの依頼もあって、年度当初から当研究会の手伝いをしているが、
今年、瑞穂農芸高校の園芸科学科で教育実習を体験、江戸東京野菜について生徒達に話してくれていた。
芳賀さんは、同校3年生に「江戸東京野菜に関するアンケート」を取ってくれていて、
今回も、私に同行してくれて、終わった後、アンケートを取ってくれた。
アンケートの結果では、殆どの生徒が、江戸東京野菜について「知らない」
と云うことで、そのような意味からは、良い機会を与えて戴いたわけだ。
作ってみたいとか食べてみたいと云う意見があり、さらに「知りたい」と云う生徒もいて、大きな手ごたえを感じた。
今回の2年生のアンケート。
丁度、ハロウィンの前だったので、生徒の代表からお土産に生徒が作ったフラワーアレンジメントと、芳香シクラメンの小鉢を戴いた。
皆さん有難うございました。