江戸東京野菜を普及推進するため、新たな事業を模索していたが、この程、助成措置のあるモデル事業を申請するため都庁に出掛けた。
約束の時間より早く着いたので、都庁議会棟前の広場をぶらぶらしていたから、都立農業系高校の花壇があるのが目に入った。
この都庁花壇、各学校の生徒が植栽に出向き植え込んだもので、
都立園芸高校では、3年生が実習として20人が取り組んだと云う。
植え込みは春と秋の2回だが、春は全日制、秋は定時制の生徒が取り組んでいるとか。
さて、本来の目的、モデル事業の申請だが、何の指摘もなく無事受理された。
今後、12月に申請内容の審査があり、採択の可否が通知されるのは年明け1月半ば以降になるということ。
都立園芸高校の横山修一先生に伺ったが、
17日の産経新聞朝刊多摩版に、同校が栽培する江戸東京野菜の、伝統大蔵大根、内藤トウガラシ、馬込三寸ニンジン、伝統小松菜等を、16日から22日まで高島屋の、日本橋店、新宿店、玉川店で総菜として販売されていると云うもの。
また、12月7日放送予定のNHK教育テレビ「Rの法則」でも、同校で栽培された江戸東京野菜を使って、
馬込三寸ニンジンと市販の五寸ニンジン、
雑司ヶ谷ナスと市販の千両ナスと、
各々の食べ比べを19日に録画撮りをすると云う。
雑司ヶ谷ナスは、農家が露地栽培していたものは、台風で葉を全て吹き飛ばされて、生産までの復帰はできなかったが、同校ではハウス内での栽培だったために現在も収穫されているという。
楽しみだ。