2011年12月17日

大久保小学校の「笑顔になれる! 江戸東京野菜カレーパーティー」は、新宿中村屋のシェフが指導。


新宿区立大久保小学校の4年1組から「笑顔になれる! 江戸東京野菜カレーパーティー開催」の案内状が届いた。
この前はありがとうございました。
おかげで江戸東京野菜の事がわかりました。
おいしいカレーを作ります。と河野龍太郎君の添え書きがあった。




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クリックするとるパーティー会場。


区立大久保小学校での江戸東京野菜の取組は、先日、伺って沢山の質問をいただいたことは当ブログで紹介した。

その後、カレーのルーを作るのを、カリーの老舗「新宿中村屋」にお願いして、先週同校の「家庭科室」で作ったことで15日の、カレーパーティとなったもの。




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講師は、新宿中村屋のシェフの皆さん。
料理長の石崎厳シェフ、天野健一シェフ、金谷将史シェフの三人。

宜しくお願いしますの、ご挨拶で始まった。(上の写真をクリックする




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食材は江戸東京野菜だか、それ以外でも東京産にこだわったものだ。

担任の兼元由香利先生が、料理する前に皆に見せたいのでとっておきました。
一つひとつダンボールから取り出して、「これは!」と児童に問いかけると、

「馬込三寸ニンジン!」、「亀戸ダイコン!」、「金町コカブ!」、「大蔵ダイコン!」、「伝統小松菜!」、「新宿(ニイジク)一本ネギ!」、「滝野川ゴボウ!」と次々に、クラス全員が一斉に答えた。

この野菜、新宿一本ネギは、葛飾の矢作東一さん、滝野川ゴボウは、小平の岸野昌さん、それ以外は、食育・料理コーディネーターの酒井文子さんが、井上誠一さん等に頼んで小金井産を揃えたもの。




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シェフの調理台を囲んで包丁の持ち方から野菜の切り方などを学ぶ。

クリックすると、豚肉は「TOKYO X」。カレーのルーは先週作った。
これには児童が栽培した内藤トウガラシが入っている。

石崎シェフは、皆が作ったカレーのルーは「一つひとつが、香りも色も違う」と言っていた。




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料理で庖丁を使うのは、5年生で習うが、今回はご父兄がサポートして、4年生が庖丁を使う。
クリックすると、児童たちの庖丁使い。



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黒板に張られたレシピは、同じものを「新宿中村屋」CSR推進室の河野奈津江課長から戴いたレシピ(写真をクリックする)。

新宿中村屋では、調理施設のある等の条件があえば、このような出前授業は何回か受けているとかで、小学校は3校目だと云う。



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石崎シェフから、「失敗をするとカレーパーティはできません」と言われて、間違えないように、調理の順番をその都度、確認しに黒板のレシピを見に来る子もいた。

写真をクリックすると、ルーを刻み、ボールに入れると、そこにスープを数杯入れてから溶かす。




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カレールーを溶いた後は、塩と隠し味に、ウスターソースに醤油。

ウスターソースには沢山のスパイスが入っているから美味しくなる。それに、醤油で味を調える。



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各班が作ったカレーをシェフたちが一つにまとめて、給食用のバケツに入れた。

上の写真をクリックすると、左が授業を見守る板澤健一副校長と、(中央)新宿中村屋のCSR推進室 吉岡修一部長。




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写真上の、伝統小松菜は、煮込まないでグリーンを生かして、仕上げに乗せる予定だったが、今の小松菜とは違う味や食感だったことから、炒めてこれはこれで食べることになった。
石崎シェフを始めシェフの皆さんと吉岡部長も、試食して今の小松菜とは全く違うことに驚かれていた。味が濃いと云う感想だった。この伝統小松菜は、湯がいた。
また、写真下は、酒井さん協力して作った亀戸ダイコンの漬物と同校栄養士さんが作った大蔵ダイコンの甘酢漬け。



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下駄箱横に各国語の歓迎ビラ。

「笑顔になれる! 江戸東京野菜カレーパーティー」は、児童たちが父兄や協力者にカレーや漬物を運んでくれた。





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協力者の各席に「ぼくらの内藤とうがら新聞(4年1組PRはん)」が置かれていた。
新聞には「内藤とうがらしと大久保のつながり」「内藤とうがらしを育ててきて」「和菓子ができるまでの苦労』等が掲載されていた。

さて、カレーの味だか、野菜の甘味がたっぷりでていて美味しかった。
スパイスが効いているカレーもいいが、江戸東京野菜の本来の味を楽しめた「江戸東京野菜」はとても美味しかった。

上の写真をクリックする。
パーティー会場では、11月7日に開催された内藤唐辛子発表会の様子がVTRで流されていた。
また、黒板には、児童生徒が調査した産地の地図や、今回の食材が貼られていた。




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パーティでは生徒が栽培し、乾燥させた「内藤トウガラシ」をお土産に戴いた。

クリックすると、パーティーの最後に、ゲストから感想が述べられた。
下右から酒井氏、中下は石崎シェフ。
右上は、中田哲也氏、左上は新宿中村屋の河野氏、
中上は吉岡博美氏、吉岡氏の曾爺さん吉岡源四郎さんは小金井市で八っ房のトウガラシを栽培していた農家。
 収穫したトウガラシは新宿の薬問屋に納めていたが、その時に、美味いものを食べさせてやると、薬問屋の主人に新宿中村屋のカリーをご馳走になり、その美味しさに驚き、カリー粉の研究を始め「ナイトカレー」の店まで出したと云う。「八房唐辛子」「新宿中村屋」とご縁ある方だ。


当研究会は、先日紹介した「江戸東京野菜暦」を土産に持参したので、パーティーが終わった後、先生に渡しておいてと生徒の一人に預けた。



追伸



当日夜にメールをいたがそれには・・・
「・・省略・・、カレーパーティーを終えてまだ興奮が冷めやらない中で、 大竹さんから頂いたカレンダーに子ども達はまたまた興奮。

「白黒でいいからみんなにコピーしてほしい」とどの子にもせがまれ、 一人一人の江戸東京野菜に対しての思いの強さにこちらはおどろかされるほどでした。

このような姿が見られたのも、みなさんの協力のおかげです。

子ども達が自分で調べただけではなかなか知り得ることができない貴重な資料や情報を教えて頂き、一気に深まっていくのが見て分かりました。」


と嬉しいメールが届いた。

4年1組の皆さん、これからも内藤トウガラシ、来年からは内藤カボチャ、そして江戸東京野菜をよろしくネ
兼元先生 ありがとうございました。


中田哲也氏からもブログに掲載したとメールをいただいた。多くの方々がご覧になっているブログなので有難いことです。

posted by 大竹道茂 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | 内藤トウガラシとカボチャ
この記事へのコメント
大人がホンキになって、ホンモノの授業をすると
ちゃーんと、子どもたちに響くのですね!
とても素敵なお話をいつもありがとうございます。
Posted by fuming at 2011年12月18日 03:34
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