12月16-17日(金)に開催された“ さんフェア鹿児島2011 “ に、都立園芸高校が農業系高校の代表として出場していたが優秀賞を受賞し、その報告会に来てくれと、横山修一先生から招かれた。
”さんフェア鹿児島2011 “〜第21回全国産業教育フェア鹿児島大会〜 は、当ブログで紹介しているが、 この大会で発表した“ 広がれ つながれ江戸東京野菜 ”を見れば、江戸東京野菜プロジェクトの皆さんが取り組む活動は、一目瞭然だから、先日、大蔵大根の母本選定に参加された植松敬先生をお誘いした。

千谷順一郎校長の配慮で、最前列に来賓としての席を用意してくれた。
岡田ちふみさん(2年園芸科)の発表と、今泉茉祐さん(2年園芸科)のパソコンの操作も息がぴったりだった。
発表の後、改めて、全校生徒の前で千谷校長から賞状と盾が渡された。
おめでとうございます。

「意見、体験発表」のステージで、右から、今泉茉祐さん(2年園芸科)、岡田ちふみさん(2年園芸科)、指導教諭の横山修一先生。
上の写真をクリックすると優秀賞の賞状と盾。
発表の順番は9校中トップ、審査としては、後で発表した方が印象が強く残るため、不利な展開だったが、岡田さん、今泉さん共に立派な成績を上げてくれた。
因みに、発表順は、1農業、2工業、3商業、4水産、5、家庭、6看護、7情報、8福祉、9開催県(商業)
江戸東京野菜プロジェクト独自のブログに喜びが掲載されている。
“ 広がれ つながれ江戸東京野菜 ”江戸東京野菜プロジェクトの内容は、「江戸東京野菜とは」から始まり、「こんなに美味しい野菜は消したくない。」「東京の農業の活性化させるきっかけになってほしい。」そして同校で栽培されている18品目を紹介している。
「江戸東京野菜を広めるために」@メディアの活用と普及。A販売活動と消費者への普及。B品種固定化と生産者への普及。C種子の譲渡と生産者への普及。を映像で紹介している。
そして目標は「江戸東京野菜が各地域の特産物となり、東京の農業が活性化!」することだとしている。
鹿児島に同行した横山修一指導教諭は、今回の受賞において、審査員の講評を紹介した。
「多くの人に興味のあるテーマ設定だった。」「特徴・魅力をきちんと伝えている。」「販売手法の検討もきちんと行っている。」
また、「栄養、味の視点からの追究が欲しい」との意見もあったことから、園芸科だけではなく「食品科」の力もプロジェクトには必要だと、参加を呼びかけた。
「地域普及」は大事な言葉だとして、三年生になると「課題研究」を自ら決めることから、園芸高校で「何を学びたいか」の明確な目的を持って、「地域社会の担い手になる」という、強いメッセージが必要だ。と語った。
同校のホームページ「江戸っ子」9号・10号をご覧ください。
この後、江戸東京野菜プロジェクトのメンバーに植松先生がレクチャー。