2011年12月29日

練馬区立大泉第六小学校3年生達が、農家の指導で練馬大根の沢庵を漬ける。


練馬区立大泉第六小学校( 渋井和子校長 )では、冬休みに入る直前に 3年生の恒例行事として、練馬に伝わる食文化、練馬大根による沢庵の漬け込みを、地域講師として毎年依頼している、永井昭氏の指導で行った。



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永井さんについては、保育園や幼稚園の芋堀に協力していることは、当ブログで紹介したが、上の写真をクリックする。

同校の沢庵漬に使う練馬ダイコンは、同校と100bと離れていない永井さんの畑で9月上旬に3年生全員でタネまきをしたもので、園児たちの 芋掘りが行われた10月中旬にも写真を撮ってみた。



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永井さんは、10年もやっている事だからと、事前に大根10s用で、ヌカ1.5s、塩0.5s、ザラメ0.6sの配分を基準に、10s用、20s用、30s用、を用意して、自宅から一輪車で学校に向かった。



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20日、晴天だが冷たい風が吹いていた。

3年生の学年主任・佐藤かおり先生の指示のもと、3年生86名(3クラス)が、干し終わった練馬大根を銘々が持って校舎の北側に集合した。

上の写真をクリックする。
「良く干されているか、曲げてみなさい!、「へ」の字ぐらいに曲がらないとだめです」
永井さんの指導で曲げてみたが、良く干されていた。

この大根、永井さんの畑で抜いた後、良く洗って校内で干していたもの。



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同校では、葉を付けたままで干していたので、3年生は先生のところで切ってもらって、永井さんに渡す。永井さんは重さを計り、2つの樽に振り分けた。

良く干されていて55sになっていた。

上の写真をクリックする。生徒達の中には、面白い形をした大根を大事そうに持っている児童もいた。

生徒には、漬け込む時には、香り付けのために、自宅で食べた、蜜柑、りんご、柿などの皮は捨てないで、干してから持ってくるように伝えてあった。

「今では、生ゴミとして全部出してしまうが、昔は、蜜柑等の皮は乾かして、木綿で作った袋に入れて、風呂に入れると香りもいいし温まる」と、永井さん。「ものを大切にすることを教えたいんだ」とも。



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樽の前に、クラス毎に並んだ生徒達は、永井さんの指導で、1人ひとりが1本いっぽん漬け込んでいく。

上の写真をクリックする。一段目が終わると、大根の葉で大根を覆い、そして、児童が持参した蜜柑、りんご、柿の皮等で覆い、ヌカをまぶす。




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途中では、佐藤先生とも打ち合わせ。

上の写真をクリックする。
最後に、永井さんは、生徒達にザラメと塩を入れる割合や、その効果、そして40日後(1月下旬)には、美味しい沢庵が出来ることを説明した。
最後に、ザラメと塩を混ぜてからまぶして、重石をした。

永井さんは、自宅で同じ日に沢庵を漬けた。

水が上がってくる時期など、佐藤先生に連絡して、学校の樽が遅ければ、重石を積むように・・・等、連絡をとりながら美味しい沢庵作りをサポートしていると云う。



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同校は、練馬区でも西の端、西武池袋線の保谷駅から7〜8分の所にある。

渋谷校長は、「永井さんが教えてくださる沢庵漬は塩辛くなく、とても美味しい沢庵です。」と語っていた。

練馬に住む子どもたち、自分たちがタネを播いた練馬大根で沢庵を作り、出来上がった沢庵は家に持ち帰り、家族みんなで味わうとかで、団欒の中で、伝統の味は家族みんなに伝えられることでしょう。

なんと素晴らしいいことだ。

posted by 大竹道茂 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 粋な江戸っ子は白首大根
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