早稲田ミョウガ捜索隊長の石原光訓さんからメールを戴いた。
石原さんは、早稲田を卒業し現在は東京大学大学院で環境系の研究をされていて、早稲田ミョウガの活動を早大の次の世代にどのように移していくか模索していたが、さらに拡大していく光が見えてきたようなニュースを戴いた。

先日早稲田で打ち合わせ会があるとお誘いを受けた。
開会が3時からと云うことだったが、生憎その時間は、立川の国営昭和記念公園 花みどり文化センターで「「もっと江戸野菜を知ろう!」の話をしていたので、結局、終わってから駆け付けた。
5時を過ぎてしまったが、皆さん待っていてくれていた。
早稲田大学、社会科学総合学術院都市居住環境論研究室で「まちづくり」を教えている早田(そうだ)宰教授を始め、早稲田大学周辺商店連合会の北上昌夫会長、桜井一郎副会長(事務局長)にお会いした。
会場には、捜索隊長の石原さん、環境塾OBの伊藤俊文さん、早大OBで現在は首都大学大学院の佐藤圭太さん、早大早田ゼミ3年の渡邉恵理さん、法学部1年の神童彩佳さん(気仙沼出身)が出席されていた。

石原さんは、捜索隊長をお願いした当時、創立1967年と、数ある早稲田のサークルの中でも伝統ある、「思惟の森の会」の幹事長を務めていた。
同会は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)公認のプロジェクトでもあり、岩手県田野畑村を拠点に年3回の合宿で、山での育林作業と、地域交流、仲間との共同生活を軸に、さまざまな活動を展開している。
したがって岩手県と早稲田大学とは古くから縁が深く、思惟の森の学生たちは、東日本大震災被災地の岩手県陸前高田におけるボランティアを続けてきた。。
皆さんには、早稲田ミョウガの捜索活動に至った経過と、石原さんに捜索隊長をお願いした経緯について報告させていただいた。
早田先生からは、早稲田の原風景に思いを馳せるイベントとして、「早稲田ミョウガをツマに、気仙沼の戻りカツオを食べる」イベントを伝統の早稲田祭で実施したいと、協力を求められた。
「気仙沼の戻りカツオに早稲田ミョウガ」は、江戸時代の句に「鎌倉の 波に早稲田の つけあわせ」というのがある。
鎌倉沖のカツオに、早稲田ミョウガをツマにして食べるのが美味だったと云うことだが、
気仙沼の戻りカツオで再現して、「東北を応援し、早稲田の原風景にも思いを馳せよう」としている。
早田先生が「気仙沼まちなか復興ブログ」で紹介してくれました。