2012年02月09日

「食から耕す未来と文化」、学習院女子大学で日伊共同シンポジウム&セミナー・ラボラトリーが11日から開催される。


学習院マネージメント・スクールの磯部泰子事務局長から、お手紙とご本を送って戴いた。

何でも、7年前からイタリアの食教育を視察してきたことが形になって、「食から耕す未来と文化」、産官学連携食教育プロジェクトとして、日伊共同シンポジウム&セミナー・ラボラトリーが開催される運びとなったと云う。

磯部事務局長は、学習院女子大学の講師もされていて、企画の立ち上げに参画し、今回のシンポジウムや味覚ラボなどプロデュースをしていると云う。



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 今回は、イタリアから総勢11名の先生方が来日して、11日のシンポジウムから15日の「イタリア味覚教育教師養成講座」まで、5日間にわたって開催される。

参加は無料だが、事前の申し込みが必要で、上のパンフをクリックすると申し込める。



セミナー&ラポラトリーの開催にあたって、イタリア・プラート味覚教育センターと学習院女子大講師の中野美季先生の共著「味覚の学校」が発行された。


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上の写真をクリックするとソトコトへリンク。



イタリアで1980年代後半に生まれた、食の在り方を見直す動き・スローフード運動は、世界に広がり、日本でも定着した運動になっている。

ジャーナリストで翻訳家でもある中野先生が、「味覚の学校」として、味覚教育センターを紹介するきつかけは、スローフード協会の味覚のラボラトリーに参加して、味覚に目覚めたからだそうで、その第一人者に会ってみたいと取材が始まったという。

トスカーナ州プラート市に本拠を置く「味覚教育センター(Centro Educazione del Gusto)」は、1990年代にスローフード協会の食教育部門として独自の味覚教育の世界を切り拓き、イタリア全土の学校を舞台にその活動を広めてきた。
その後、2007年に同センターはスローフード協会から独立している。

同センターの代表アレッサンドロ・ヴュントゥーリ氏(今回来日)は、1987年にスローフード協会プラート支部を設立。郷土の食文化復興のために精力的に活動したスローフード協会創成期からのメンバー。
教育カリキュラム責任者のルイーザ・ペリス(今回来日)は、子どもの味覚教育の重要性に気付き、独自のカリキュラムを構築。1996年より味覚教育のための教師養成をスタートさせた。

同センターでは、地方公共団体のための数年計画の教育プログラムを企画立案するほか、学校やグループのためにアレンジした味覚教育ラボラトリーも手がけ、イタリア式食教育のシンクタンクである。

同書には、「食としあわせ」、「教育のバックボーン学校菜園」、「感覚のABC」、「教師の養成」、「父母の養成」、「生産者との会合」、「学校で食べる」、「ケーススタディ」が章になっている。

中野先生は、同書の中で、
「子どもの味覚教育をきっかけに、お日様のような大きな輪の中に教師も父母も地域の人々も巻き込んで循環するその活動には、日本の私たちへのヒントがたくさん見つかるはずです。ご一緒に、味覚の旅に出かけましょう。」と書いている。

栄養教諭をはじめ栄養士の先生方には参加してもらいたい企画で、この本も読んでもらいたいので、紹介をさせてもらった。。


なお、磯部先生と中野先生には、一昨年の夏に、四谷のオテルドウミクニで開催した「東京の地産地消」のランチ&セミナーにご出席いただいたご縁だ。
その時、中野先生から「寺島ナスの料理が美味しかった」と、しかも先生のお住まいの近くの第一寺島小学校で栽培されていることから、「味覚教育からも重要なことで、訪ねてみます。」とメールをいただいていた。


セミナー&ラポラトリーはこちらから


posted by 大竹道茂 at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | イベントの紹介
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