2012年03月03日

Delicious Japan 家庭画報の国際版で、葉画家の群馬直美さんが描いた江戸東京野菜が紹介される。


世界文化社の飯田想美さんが、国際版の家庭画報を送ってくれた。
飯田さんは、葉画家の群馬直美さんが描いた江戸東京野菜を「よみがえる江戸野菜十二ヵ月」として昨年1年間の連載をしてくれた。
豪華本でセレブの読者が多い雑誌に掲載されたことで、反響も大きかった

その後、群馬さんは、立川の国営昭和記念公園 花みどり文化センターで「葉っぱの詩」展を開催するなどご活躍だったが、

それが、この度、デリシャスジャパンとして、群馬さんの作品・江戸東京野菜が国際版 (春夏VOL29 )に掲載され、世界で発売されたもの。



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表紙をクリックする。

世界のミシェル・トロワグロ氏が掲載されていた。

東京の食材に注目していただいている、三國清三シェフは、若い時にトロワグロ氏のお父さんの所で修業し、ミシェル氏とは旧知の間柄と聞いている。

なお、ミシェル・トロワグロ氏は、3月3日から6日まで来日するという。


同誌には
「三ツ星レストランのシェフであるミシェル・トロワグロ氏は、旬の高級食材を求め、シンプルな調理法と極上の調味料を用いて、期待を裏切らない最高の味を生み出す。
生鮮食品に対する彼の姿勢は、日本料理の真髄と何ら変わりはない。
つまりそれは直接的な調理法で食材そのものの風味を引き出すことである。

トロワグロ氏が生鮮食品を選ぶ観点は、鮮度と風味の強さであり、食材の大きさや形が不揃いであることにはとらわれない。・・・・・

東京にある彼のレストラン『キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ』では、スタッフらが、量産の農家ではなく比較的小規模な生産者が手間暇かけて育てた季節の果実や野菜を常に探し求めている。」とある。





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トロワグロ氏は、フランスのラングドック-ル―ション地方(南仏)ペルピニャンで柚子を栽培している農家との出逢いから、パリのメゾンでは南仏産の柚子を使っているという。

群馬さんの作品は、大きいのは鬼柚子。

上の写真をクリックする。

東京の柚子産地の一つは、奥多摩町澤井地区で柚子の里づくりをしている。
また、あきる野市戸倉産「ぼんぼり柚子」のシャンパン割をオテルドゥミクニの「東京を食べるディナー」
で戴いたことがある。


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同誌の12月号に掲載されたネギは、「新宿(にいじく)一本ネギ」で葛飾の矢作さんが栽培している。

また、8月に掲載された奥多摩ワサビは、このワサビを収穫しに奥多摩に出掛けたことを、当ブログで紹介している。

また、ミョウガは、早稲田の古いお宅の庭に生えていたものを戴いたものだ。

それにしても、江戸東京の伝統野菜が世界に紹介されたことは記念すべきことだ。

なお、この本は日本でも購入できる
posted by 大竹道茂 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 出版物・メディヤ等の紹介
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