2012年06月16日

第5回 コンシェルジュ育成講座は、江原絢子先生の江戸時代の食について



第5回 コンシェルジュ育成講座は、江原絢子先生の2回目、前回に続き、江戸時代の食について、お話しいただいた。



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特に今回は、江戸時代の食生活の中心は、野菜だった。
先生が所有する当時の復刻本なども参加者に回して見せていただいた。


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 江戸時代には、生産技術の向上、流通網の拡大による多種類の食材が確保されたほか、料理書の出版により、様々な調理法が工夫された。

パワーポイントで紹介された「武江産物誌」には、江戸近郊の農産部として、ナス(駒込、千住)、だいこん(練馬、清水夏大根、秦野)、この清水夏大根が現在、JA東京あおばの指導で、板橋の志村地区の小学校で復活栽培がおこなわれている。

ごぼう(岩槻)、とうがらし(内藤宿)、ミョウガ(早稲田)、秋菜(小松川)、水菜(千住)、はすのね(千住、不忍池)が紹介された。

出版された料理書の嚆矢は、『料理物語』(1643)で、以後、次々と出版された。『豆腐百珍』(1782)にはじまった材料別料理書「百珍物」のなかには、『大根一式料理秘伝抄』(1785)など、もっとも多用された大根の「百珍物」もある。

 料理書の多くは、日常というより楽しみのため、あるいは料理屋のヒントとなる料理が多かったが、数少ない主婦向けの『年中番菜録』(1849)には、水菜、ちさ、大根、蕪、ねぷか、せり、ふき、わけぎ、ごぼう、にんじん、ほうれんそう、たけのこ、胡瓜、冬瓜、なすびなど各種野菜が、汁物、煮物、和え物などに使われている。

野菜の価格は、魚に比べて安価である。食生活の中心が野菜類であったこともうなずける。




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大田区立田園調布小学校 の栄養教諭の吉田智恵子さんが、地元の伝統野菜・馬込半白キュウリを収穫したと、持ってこられて、同校での取り組みについて報告された。
収穫のタイミングなど知りたいというので、馬込半白キュウリについては、キャリアのある渡戸秀行さんが、今年の栽培状況について説明した。今年は、寒い日が続いていることから雌蕊かなかなか出てこないと語ってぃた。

吉田先生からは、6月27日(水)3校時(10:5〜11:35)に、「江戸東京野菜の復活と馬込半白キュウリ」につて、依頼されたのでお受けした。


次回は 6/23(土) 13:00~17:00 
第6回地産地消とフードマイレージ 講師 中田哲也氏
ゲストも予定している
posted by 大竹道茂 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | コンシェルジュ協会事業
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