今年の2月に、浮間小学校で開かれた「北区教育研究会食育研究部」に、朝比奈芳美部長( 北区立稲田小校長 )に招かれて、
栄養教諭、給食主任、栄養士、関係教諭の集まりでお話しさせていただいたが、
その集まりに、中学校食育研究部の武田幸雄校長(区立稲付中学)もお見えになっていた。

当時、滝野川第六小の栄養教諭だった佐藤綾子先生も出席されていて4月中旬にメールをいただいた。
なんでも今度、武田校長の稲付中学校に転勤になったとかで、稲付の中学生に江戸東京野菜の話をしてほしいというもの。
特に、今年は、小松菜・滝野川ごぼう・練馬のとうもろこし、大根・小平の梨 東京ウドなど給食に取り入れていく予定だという。
二階に上がったところに、「今日の野菜の産地」「地産地消」の掲示。佐藤先生の力作だ。
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練馬ダイコンと滝野川ゴボウの縫いぐるみが可愛い。
こまつな、あしたば、トビウオ、地元の名前の付いた「滝野川ゴボウ」、
そして「TOKYO X」も給食で出したようだ。
土曜授業・稲付中サタデー教室は、6月16日(土)と23日(土)の2日間で、16日は1時間目(8:45から10:00)1年1組担任は 土井先生、2時間目(10:15から11:30)2組担任は 喜多村先生の2コマの授業。
23日は1時間目、3組と、2時間目、4組の予定だ。
授業では、「江戸東京野菜とは」の他、佐藤先生が給食に出していただいている、「練馬大根」「伝統小松菜」「東京うど」そして地元滝野川の名前の付いた「滝野川ゴボウ」「滝野川ニンジン」「滝野川カブ」についてお話した。
2時間分の休憩なしだから75分になるが、中学1年生には初めての体験のようで、疲れたと思うが最後まで注目して聞いてくれた。
同校は、国立スポーツ科学センターの北側にある中学校で校庭から西が丘サッカー場のナイター設備が見える。
国立スポーツ科学センターがあることから、オリンピック選手養成の子供が通う学校だと聞いていたが、確かに体の大きな生徒が前の方に座っていた。
山形の伝統野菜をテーマにした映画「よみがえりのレシピ」の渡辺智史監督が訪ねてこられた。
昨日、監督からメールが入り、明日東京に行くから会えないかという。
明日は、北区立稲付中学で、土曜公開授業のサマースクールで、江戸東京野菜の話をするのでと伝えると、「聞きたい」と・・・、
世田谷文化生活情報センターの天野典子プロデューサーも見えたので、控室で世田谷の伝統野菜、「伝統大蔵大根」の最近の取り組みについてお伝えしたが、興味をもっていただいた。
映画「よみがえりのレシピ」の上映を各地で実現したいものだ。