北区立稲付中学校( 武田幸雄校長 )での土曜公開授業のサタデースクールは
先週の1組、2組に続いて、3組、4組に対して行った。

クラスごとに、カラーがある。
食いつきのいい子がいると、ついついサービス精神が出て話が長くなって、予定時間をオーバー、最後にウェビングマップを書く時間を取らなくてはならず、早口になってしまった。
先週もそうだったが、栄養教諭の佐藤綾子先生が作った練馬大根と、滝野川ゴボウの縫いぐるみを、先生が途中で持ってきてくれたので、それを使って説明を行った。

佐藤先生は、この時間に「ウェビングマップ」の手法を導入している。
中央に前もって書いた「江戸東京野菜」を中心に、思いついた言葉を次々とつなげていき、またお互いに関係すると思うものは、線で結んでいくというもの。
佐藤先生が、普段の給食で、小松菜について食育を始めていることから、子供たちの多くはそれを書いている。
そして江戸東京野菜の話を聞いて、どれだけ知識が広がったかがわかるというもの。

北区の伝統野菜としては、滝野川ゴボウ、滝野川カブがあり、滝野川ニンジンは絶滅してしまった。
神奈川の万福寺大長鮮紅ニンジンが、滝野川ニンジンの血を受け継いでいると言われている。
トマトと、同じ方式で滝野川ゴボウを栽培できないかと相談されたので、都立園芸高校の横山修一先生が土管で栽培していたことを思いだし、参考にお話しした。
佐藤先生からは、「技術科の宮地先生に来年の提案を滝野川ごぼうと人参でどうですか?」と提案しました!!」、
また、ビニール袋で滝野川ゴボウ用の長い袋があるのかどうかは「業者に確認をしてみます。」ともメールにあった。
先週の授業については、稲付中学のホームページに武田校長が書いている。
同日は、学校評議員会が行われ、委員の方々が教室に入ってこられ少しの間、生徒の様子や江戸東京野菜の話を聞いて行かれていた。
尚 当ブログで紹介した先週の稲付中学はこちら
後日、佐藤先生に伺ったが、この学年には、東京オリンピック金メダリストの乙黒拓斗選手(レスリング)が受講していたと。