「江戸まち連」の会議が17時に終わったので、納所二郎んと内田雄二さんを誘って、武蔵小金井駅北口から歩いて7分、新西洋料理「ヴァン・ド・リュー」に立ち寄った。
江戸東京野菜を使った、春の「お花見弁当フェア」や秋の「黄金丼フェア」に積極的に参加している同店の、オーナーシェフ永瀬義祐氏は、地元の野菜に積極的に利用していて、昨年も当ブログで紹介している。
永瀬シェフは、うちは「フレンチ食堂」だという。
ワインは、シェフが山梨のワイナリーを歩いて探し、笛吹市にある小さなワイナリー、北野呂ワイナリーを見つけ、そこから取り寄せているという。
デカンタ北野呂の白を頼んで、始まった。
料理はこの時期、シェフのお勧め「小金井産の寺島ナスのムースとパン」だ。
この料理、ニースにあるホテルネグレスコのジャック・マキシマンシェフが作った料理が、本に掲載されていたので、アレンジして作ってみたという。
初めは、あを、水っぽかったとか。
しかし、寺島なすで作ったところ実が締まっている分、ムースにするにはぴったりの素材だったという。
レシピは、寺島なすを半分に切って、オリーブオイルとバジル、ニンニク、アンチョビ、それに水を少々入れて煮切る。
そのあと、フードプロセッサーにかけて、オリーブオイルで味を調えるという。
上の写真をクリツクする
同店のこの料理、雑誌に紹介されたと見せてくれた。
上の写真をクリツクする
豚肉のリゾットが出てきた。
何でも、豚肉を5時間も煮込んだものをフードプロセッサーにかけてあり、ニンジンのスライスとの食感がたまらない。
ナスのムースと豚肉のリゾットの相性も良く、辛口のワインが会話を弾ませる。

永瀬シェフは、ホテルオークラで修業をしたそうで、フレンチでは伝説のシェフ、小野正吉シェフに直接指導も受けたとかで、小野シェフの人柄についても飲みながら伺った。
小野シェフの墓が、小平の小川寺(しょうせんじ)にあり、当ブログでも紹介していることを伝えると、驚いていた。
近いうちにお参りに行ってくる!! と云っていた。
納所さん、内田さんに、シェフで、江戸東京野菜の話題で盛りあがり、3人でボトルで3本以上を飲んだが、今回のワインは、シェフのおごりだった。
永瀬シェフご馳走様でした。