五月中旬に、ご子息が通っていた大田区立池上第二小学校で「馬込の名前の付いた伝統野菜を栽培させたい!」と、山林満里子さんから依頼され、地元大田区の、「NPO法人 大田・花とみどりのまちづくり」のFumingさんを紹介したことは当ブログで報告したが、大成功だったようた。
指導をお願いしたFumingさんのメールには
「子ども達に、胡瓜を育てていて気付いたことをいくつか聞いたりしたあと「胡瓜が育つために、何が必要だと感じた?」と聞くと、次々と出てくるのでビックリ・・・「水」(そうだよね〜毎日水やり当番があったね〜)「栄養」(そうだよね〜植えるときに肥料をあげたよね〜)「人」(おお、そうだそうだ。とっても大切!)
上の写真をクリツクする。
「土」(おお!これこれ、私が言いたかったのはこれです!)って感じで・・・「人」のところでは、「みんなが馬込半白胡瓜という素敵な胡瓜を育てることができたのは、半白胡瓜の素晴らしさを伝えたい!という。
山林さんのような「人」がいるからなんだよ〜また、この胡瓜を絶やさないためにと、胡瓜を育て続けた人がいるからこそ。。。「人」の力はとても大事!」という話もしました。
子ども達から自然と「土」ということばが出てきたのは、本当にうれしくて・・・
昔から今に伝わる胡瓜がここにあるのは、種を採り、育ててまた種を採り、という作業をしてくださった「人」もそうだけど、そうやって育て続けるために「土」があるからこそ。
土は命を繋いでいるんだよ、だから、土はとっても大事、という話をしました。
また、収穫したての胡瓜を輪切りにしたり、縦に切ったりして、お皿に並べて回し、中も見てもらい、香りも体験してもらいました。
試食は、半白胡瓜とふつうの胡瓜の塩漬け(山林さん作)と、私が蒲田高校の畑で育てている半白胡瓜の、熟しすぎたものがあったので、今話題の塩糀で漬けたものを持参しました。
もっともっと!という子ども達でしたが、、、何しろ80名なので、一切れずつが限界でした^^;」とあった。ご苦労様でした。
また、山林さんからのメールには
9日の月曜日に大田区池上第2小学校、3年生が半白胡瓜の収穫祭、食べ比べをする事が出来ました。
子供たちは初めて知った、地元の歴史ある野菜の存在を知り、大変興味を持ってくれました。
またお話の時間での、Fumingさんの伝統野菜の存続に至る話に真剣に、聞いてくれていました。
命をつなぐ大切さ。を改めて思った子供たちの姿に感激しました。
また先生方が熱心で、1回限りでなく、継続的に続けていくことが地元の責任だと言っていただき、来年も胡瓜の栽培を子供たちに伝え行きたいとお話していただきました。
そして、またもう1ッ種類の馬込三寸ニンジンも是非植えたい。食べさせたい。と熱望されました。
私のブログの中で先日行われた収穫祭の事を書かせていただきました。とあった。
出てきた質問は・・・思い出せる範囲で(ほかにもあったかも)
「きゅうりには他にもいろいろな種類があるのか?」
「種から苗になるまでどの位かかるのか?」
「半白胡瓜のタネは普通に店で売られていないのはなぜか?」
「他にも珍しい野菜はあるのか?」
「半白胡瓜の匂いは、普通の胡瓜より強い気がしたが、それはなぜか?」
「半白胡瓜は、なぜできたのか?」
・・・どれにも、一応、私なりの感じたこと、学んだことを通して、子ども達にできるだけわかるような言葉で、伝えたつもりです。
Fumingさん、山林さんご苦労様でした。
馬込三寸ニンジンのタネは、近日中にお渡しします。