神楽坂にある出版社で用事を済ませていの帰り道、ここまで来たのならと飯田橋まで歩いた。
東西線の神楽坂から飯田橋へはしばらくぶりで、下り坂の両サイドには昔からの店も多く、
ウインドウを覗きながらの途中、面白いものを見つけて立ち止まった。
和菓子「梅花亭本店」の入り口にお菓子の写真が貼ってあって、夏らしい「西瓜割り」と「金魚鉢」の和菓子。

昭和10年創業とかの店は、手狭で商品ケースはなく、手作り和菓子が昔ながらの平積みになっていて、どれも美味しそうで目を奪われた。
女将に「西瓜割り」と告げると目の前に金魚鉢と一緒に並んでいた。
「西瓜割り」は、練り切り餡を、ベニバナとクチナシで色付けしてあり、スイカの種は「ケシの実」を使っていると説明してくれた。
上の写真をクリツクすると「金魚鉢」
錦玉製のお菓子。
金魚は練りきり餡、目はゴマ、青エンドウと大納言で小石をあしらっている。
涼しげでどれも、美味しかった。