5月中旬に、大江戸町人アカデミーの嘉藤笑子先生から、メールをいただいたことは、当ブログで紹介した。
同アカデミーの会場となる 「 Creative Hub 131 」へは、営団日比谷線の小伝馬町からが近いようだったので、秋葉原で乗り換えて伺った。
日本橋を拠点にNPO活動を行っていて嘉藤先生たちは、現在、日本橋大伝馬町に10組のクリエイターとシェアをしているビルを「 Creative Hub 131 」という名称で協働運営していて、先生の組織は、同ビルの2階に事務所を設置して、アート・オウトノミー・ネットワーク[AAN]という名前で芸術組織間のネットワークづくりを行っているという。
ふや

地域がらみの勉強会「大江戸町人アカデミー」についてだが、
地元で400年以上も続いている「べったら市」、いわゆる「えびす講」の祭りを盛り上げたいということで、計画を練っているという。
「ぺったら市」は、江戸東京野菜もご縁があって、昨年当ブログで紹介している。
”だいこん一本から学ぶ江戸学” の講座をしてほしいということで、「日本橋から発信した 江戸東京野菜」と云うタイトルでお話をさせていただいた。
江戸東京野菜が、話題になり始めたきっかけとして、日本橋の割烹ゆかりの御主人・野永喜一郎氏から江戸東京野菜があるならたくさん栽培してくれと依頼されてからで、その後、三國清三シェフからも、江戸東京野菜を初め、東京の食材にこだわりたいと、協力を要請されたお話などもした。
さらに現在は、月刊日本橋が行っています、「にほんばし江戸東京野菜プロジェクト」では、老舗の皆さんが、店の前で江戸東京野菜の栽培を行っていることや、地元小学校でも江戸東京野菜の栽培を行っていることも報告した。
私の話は、休憩抜きでお話しするのが常だが、今回は、途中で抹茶やお菓子を皆さんに出すと云うので休憩を取った。 AANスタッフの林美貴さんから抹茶を頂いた。
結構な御点前でした。
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なお、お菓子は、岐阜県中津川の「恵那栗金つば」だった。
ご馳走様でした。
次回は、9月1日に、「日本橋界隈の本屋さん」講師・鈴木俊幸先生
会場には、当ブログのリンク集にバナーを貼らせていただいている 車浮代さんが来てくれていた。
また、先日伺った、練馬区立牧野記念庭園記念館から、学芸員の田中純子さんと蔵田愛子さんも来ていただいたので、皆さんに現在行われている「野菜の宴」について紹介した。
江戸東京野菜を勉強したいと、メールをくれた東京家政大学栄養学科管理栄養士専攻3年生の佐竹未希さんもメモを取っていた。