2012年08月10日

東京食育推進ネットワークの交流会が開催された。


農林水産省関東農政局東京地域センターの消費安全グループでは、食育推進のネットワーク交流会を大手町合同庁舎1階講堂で開催した。



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開会のあいさつに立った岩垂 肇関東農政局東京地域センター長

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東京食育推進ネットワークの会員を集めて、「日本の食文化と食育を考える」をテーマに開催された。



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講演の初めに、「日本食文化を、無形文化遺産に」を農林水産省大臣官房政策課食ビジョン推進室の渕上武士課長補佐から、推進の支援要請があった。

昨年の4月6日に、「フランスの美食術」が無形文化遺産に選ばれたことを記念して、ヴェルサイユ宮殿で開催された大晩餐会に、世界のシェフ60人に三國清三シェフも選ばれ前菜をつくったが、
帰国した三國シェフは、日本食も申請できないかと盛んに言っていた。
このことは、テレビでも放映された

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ユネスコの2003年無形文化遺産保護条約では、「無形文化遺産をコミュニティや集団、個人が自分たちの文化遺産と認識している」と定義している。

日本人の伝統的な食文化「和食」は、多様で新鮮な食材とその持ち味を引き出す工夫がされている。さらに、バランスよく健康的な食事であり、食事の場は自然の美しさを表現している。

また、正月などの年中行事は、家庭やコミュニティの絆を強める役割を担っていて、これら行事食と関連している。
「和食」を「自然の尊重」の精神を食事の場で表現している 社会的慣習として提案したもの。





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江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座でもお世話になっている東京家政学院大学名誉興教授 江原絢子先生が「WASHOKU:日本人の伝統的食文化」の講演をされた。

1,言葉の概念、 
2、自然環境・異文化と伝統的食文化の形成。
3,和食の特徴、
4,伝統的食文化を伝える。





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関東農政局東京地域センターが実施した 〜日本の食文化と「食育」を考える〜 のアンケート結果が発表され、消費生活担当の橋本幸男補佐が解説を行った。



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会場には早めに着いたが、受付で3班のテーブルに着くよう指示された。

グループ交流会をするために、主催者が事前に参加者を6班に分けていた。

3班には、NPO法人 日本成人病予防協会の大久保幸子副部長(写真右)から挨拶をされた。
2009年11月に同協会に招かれ「第4回日本の食育セミナー」で、江戸東京野菜をテーマにした「パネルディスカッション」を行ったが、その時にお会いしている。

また、石坂昌子(写真左)さんがお隣に座っていた。石坂さんは東京の郊外、日野市百草の里山に500年続く農家のお母さんで、当ブログでも紹介している。

昨年、日本橋食養生研究会の皆さんのお招きで、江戸東京野菜の話をさせていただいたときお会いした、(社)栄養改善普及会のリーダー市川君子さんも同じ班だった。

初めてお会いしたが、江戸川区立春江小学校の小澤弘美教諭も見えていた。
コーディネーターは「 明治」関東支社の臼井誠お客様相談室係長、NPO法人 消費者と企業と行政のコモミュニティー情報局の阿久沢悦子理事長。「夢・華コーポレーション」の伊藤眞理子代表。国産株式会社の影山恭英代表取締役がメンバー。

皆さん臼井コーディネーターの進行で、情報交換や意見交換が行われた。



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会場には、石坂さんが農家のお友達と一緒に来ていた。
左から、「野菜の学校」でお会いしている青木幸子さん、石坂さん、川久保サヨ子さん



posted by 大竹道茂 at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 食育・食農・講演会等
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