早稲田大学周辺商店連合会(W商連)の主催で「早稲田かつお祭り」が、9月30日から開催されていて、当研究会も実行委員会の協力組織に加えていただいていることは、紹介している。
6日には「早稲田みょうが捜索&試食ツアー」を予定していると、早稲田大学の早田宰教授から、お誘いを受けていた。
あいにく、6日は14時から浜離宮での予定が入っていたので、捜索ツアーは参加できなかったが、17時半からの、食べる会には出席させていただきたいとお伝えしていた。
17時前に会場の、西早稲田にある居酒屋「かわうち」に着いたが、早田教授に電話をすると捜索ツアーは続いていて、天祖神社周辺を捜索しているようだった。
尚、この模様は東京新聞に掲載された。
少しして、宮寺さんも到着、店も開いていないので、「早稲田みょうが」の説明板が建っている近くの穴八幡宮に向かった。
小平の宮寺光政さんは、今年、井之口喜實夫さんが増殖させた、ミョウガの根茎を分けてもらって栽培してくれていたが、宮寺さんの栽培した「早稲田みょうが」も、赤みの美しいものだった。
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穴八幡宮本殿の所に来て、「食べる前に奉納したかった!」、と宮寺さんにつぶやいたら、今日、うちのみょうがも試食してもらおうと、1パック持ってきたという。
そこで、1パックに初穂料(1万円) を添えて奉納することができた。

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早田教授の司会進行で、食べる会が始まった。
初めに、「早稲田かつお祭りチーム」のサブリーダー・藤田太郎さん(右上)が開会の挨拶を行い、続いて、生産者を代表して、捜索に加わった後、栽培と増殖にお骨折りいただいている井之口さん(左下)の挨拶。
そして、私までご挨拶をさせていただいたが、人と人の出会いが、「早稲田かつお祭り」にまで繋がった出会いの大切さを学生諸君に伝えた。
戻りガツオをトロガツオと云うそうだが、脂が乗って、さっぱりとした早稲田みょうがを"つま" にして食べると美味い。
このミョウガは前日の5日、早田先生たちが再び井之口さんの畑に行って2回目の収穫をしてきたもの。
店主の渡部雄一さんの料理は
気仙沼トロかつおの刺し身 早稲田みょうが添え、をクリックする
かつおのカルパッチョ 早稲田みょうが合え
井之口さんの話だと、「早稲田みょうが」と、井之口さんのお宅のみょうがとは、明らかに違うという。
それは、赤みが強いという。
伝えられている早稲田みょうがとしての、特徴通りで、しかも露地栽培と云うこともあるかもしれないが、市販のものより香りが強い。

「早稲田かつお祭り」の実行委員会に加わっている学生たちは、色々なアイディアを考えて、かつおの形をしたチラシも作ったという。
クリツクすると拡大できる。
早稲田かつお祭りチーム・中野友美子さん(文構2年)左、と岡村美彗さん(政経2年)右

チームリーダーの藤田さんが、酒屋にアルバイトをしている関係で、かつおに向く日本酒を持ってきたと振る舞った。
宮城気仙沼市入澤の男山本店の純米酒「蒼天伝」だ。
美味しかったので、一本土産に買ったが、井之口さんも宮寺さんも買ったようだ。

早田先生は上席にと、我々を座らせた。
左から、みょうが生産者の井之口さん、松井健太郎副隊長は当時早大商学部3年、4年で第二代捜索隊長になり現会社員。
私、そして、早稲田環境塾OBの伊藤俊文さんは、チラシなどを作ってくれた。隣が捜索隊長の石原光訓さんで当時は政治経済学部4年だったが、現在は東大の大学院に在学中。
その上が、早田教授。下に生産者の宮寺さん、上に隊員の佐藤圭太さんは早大卒業後首都大院生、下は早大OGで環境塾の島貫倫子さん。島貫さんは、石原さんを隊長に推薦してくれた方で、そこから捜索活動が始まった。
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参加者の多くが記念写真に納まった。立っている右から二人目(縞のシャツ)が、三代目の捜索隊長に決まった山田俊太郎さん。
初めての捜索活動のとき、ミョウガとショウガの見分け方ができないといけないと、私が自宅からミョウガを切ってきたが、山田さんが持って歩いた。
尚、参加された皆さんには、井之口さんから頂いた早稲田ミョウガを、一人4個、お土産に差し上げた。