東京国立近代美術館内に、フランス料理レストラン 「ラー・エ・ミクニ」が今年の10月16日より開業していた。
三國清三シェフが長年の夢だった「芸術と料理」というテーマを「l’art et Mikuni」が具現化する場で、東京国立近代美術館という理想的なステージにおいて開業することができたとして、オープニング レセプション パーティの案内状をいただいた。
「食を文化に発長させるためのメッセージを発信していく」という思いと、「東京の地産地消をアートする」というコンセプトのもとスタッフ共々全身全霊で頑張る所存です。」とあり、ミクニ マルノウチともども江戸東京野菜を初め、東京の食材にこだわっていただけるようで、ありがたい。
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パーティは、17時から、熊倉正幸支配人の進行で、
ラー・エ・ミクニのオーナー三國シェフが挨拶に立ち、一流の冗談で出席者を和ませたが、近くにいた、服部幸應先生に声をかけて、しばらく面白いトークショー。
次に、加茂川幸夫(独立行政法人国立美術館東京国立近代美術館館長・写真右)が、今年で同美術館開館60周年の年に、三國シェフの店を招くことができたと喜びの挨拶があった。
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引き続き、乾杯は三國シェフの予定だったが、前の方にいた、辰巳琢郎氏の腕をつかんで強引に引っ張りだした。「聞いてないですよ」「前もって言っておいてくださいよ」と、抗議する辰巳氏に、会場は笑いの渦。
三國シェフはそれを無視して・・・、
根負けした辰巳氏は三國さんとは女性の好みが一緒だから・・・と、楽しいトークに続いて無事乾杯となった。
「ラー・エ・ミクニ」には、東京メトロ東西線の竹橋駅で下車1B出口を上ると、毎日新聞社の脇に出た、竹橋を渡り東京国立近代美術館へ・・・、
招待状には美術館の招待状が入っていたので、16時に入った。
「美術にぶるっ! ベストコレクション日本近代美術の100年」が開催されていた。
4階の「眺めのよい部屋」と名付けられたコーナーからは皇居が目の前。
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平川濠側から、階段を上ってもレストランに入れる・・・
トマトのジュレとキャビア添え
帆立貝のグリエ、キャビア・ドゥ・オーベルジーヌと共に
パセリバターとソース・サンジャック
ウエルカム ドリンク
クレマン・ドゥ・ブルゴーニュ
バジルのビュレとタプナードで
牛ほほ肉のミュル・エビス煮込み
じやがいものビュレ添え
モンブラン、プラクニー、フランボワーズのソルベ
カフェ
会場には、各界から著名人が見えていた。
ミクニマルノウチでも三菱一号館 美術館の特別企画展とコラボしたお料理が話題を呼んだが、東京国立近代美術館の企画展とコラボレートした、三國シェフのお料理は楽しみだ。
同店は、熊倉正幸支配人、瀬戸貴士シェフ。
tel 03-3213-0392

帰りに、ケーキをお土産をいただいた。メモをクリツクする
中に、三國シェフが出演する番組を紹介するメモが入っていた。
今回、「ラー・エ・ミクニ」のお蔭で、初めて東京国立近代美術館に入った。
「美術にぶるっ! ベストコレクション日本近代美術の100年」は1月14日まで、開催されているが、確かに日本を代表する作品が並んでいて、「ぶるっ!」だった。