2012年11月15日

東京都市大学付属小学校での三國レッスンは、「秋の種まき、調理実習で使う野菜を育てよう!」


東京都市大学付属小学校(重永睦夫校長)での、2012年度 ミクニレッスンは、7月に伺って東京産の野菜についてお話ししたことは、当ブログで報告している。

今月の第7回ミクニレッスンは、今月12日(月)に、桜組(10:40〜11:20)と、桐組(11:30〜12:10)、の、2クラスで行なわれた。
今回のテーマは「秋の種まき、調理実習で使う野菜を育てよう!」 と云うもので、来年、2月18日調理実習のメニューに加えるサラダの材料を栽培しようと云うもの。

学校への道すがら、小雨が降っていたので、どうしたものかと思っていたが、10時半には雨も上がったので予定通り、菜園でタネ蒔きをすることになった。




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三國清三シェフは、各クラス毎に、
「みなさん、おはようございます。みんな元気だったかな?
今日は、ちょっと大事なお話があります。それは、来年の2月18日のミクニレッスンの授業で、みんな一緒にお料理をつくります。
メニューはみんなの大好きなハンバーグ、それからフレッシュサラダです。
今日は、そのときにサラダでつかう野菜のタネ蒔きをします。
みんなで育てて、美味しいサラダをつくります。」と生徒たちに語りかけた。

今回もゲスト講師として呼んでいたたいたが、栽培指導は昨年同様に小平の宮寺光政さんが招かれていた。



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三國レッスンは、桜組(池邉希世先生38名)から始まった。

三國シェフの挨拶に続いて、三國シェフから、桜組が蒔く、野菜の説明を振られた。
各クラスとも3カ所の狭い菜園に、3種類のタネを蒔く。

@ 江戸東京野菜の「三河島菜」(固定種・自家採種)
三河島菜は、前回のレッスンで渡した「江戸東京野菜読本」に掲載していることを伝えたうえで、現在の荒川区の三河島地区で江戸時代から栽培していた野菜で、アブラナ科の野菜だから、菜の花のような黄色い花が咲く。
タネは、宮寺さんが採種して、持参してくれた。

上の写真をクリツクする
A 「ほうれんそう」(交配種・サカタのタネ)
アカザ科の作物で、今回のほうれん草は、シュウ酸が少なく、サラダ用の食べやすい種類。

B 「スイスチャード」(交配種・サカタのタネ)
ほうれん草と同じ、アカザ科の作物で、和名を「ふだん草」、茎が黄色、赤、ピンク3食になり、サラダなどでは美しく人気の野菜。
今回蒔く野菜の中では、収穫までに一番時間のかかる野菜。




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タネを蒔く時に用意するものとして、宮寺さんから、指示されていたのは、ペットボトルの蓋を持ってくるようにと云うもの。

上の写真をクリツクする
3班に分かれて、3種類のタネを蒔いた。
何分、菜園が狭いために、入れ替わりながら協力し合って、宮寺さんの指導通り、キャップを押し付けて、丸い溝を作りそこに、タネを蒔き、優しく土をかけた。



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最後に、「野菜も風邪をひく!、と云うのを、知ってますか、それを教えてもらいましょう」と三國シェフから振られた。

野菜が風邪をひくというのは、乾燥した冷たい風に当たると、野菜が萎びたようになることを言います。
買ってきた野菜は、新鮮なうちに食べるか、風のあたるところに放置しない。

それを解決するのは、すでにお家でやっているお母さんもいるかと思いますが、
50℃(+−2℃)のお湯で2分間洗うことを伝えたが、こどもだけで実験しないように注意しておいた。

話を受けて三國シェフが、「野菜が風邪をひかないように、ビニールのトンネルをかけるます。」と云って、宮寺さんが見本を見せた。




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桐組(三輪洋資先生40名)の、3種類は、
@ 江戸東京野菜の「伝統小松菜」 (固定種・日本農林社)、は後関晩生種。
小松菜は、現在の江戸川区小松川の青菜を、8代将軍吉宗が名付けた野菜。
現在、スーパーなどで売っている小松菜は、昭和40年代以降に改良された交配種で、チンゲン菜等との交配でタネの採れない品種。

上の写真をクリツクする
A 「廿日大根」(交配種・サカタのタネ)アブラナ科
20日で、収穫される大根だが、これから冬に向かうので40〜50日はかかる。

B 「京菜」(交配種・サカタのタネ)アブラナ科
  京都からきた野菜と云うことで、江戸時代から東京で栽培されてきた。
  冬の鍋物や、漬物で食べられたが、現在では、早採りで「水菜」として復活し、サラダでも食べられている。




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引き続き、宮寺さんが桐組の皆さんに、タネの蒔き方をわかりやすく説明した。

タネ蒔きは昨年同様、同じ菜園で行ったが、昨年と栽培環境が大きく変わっていて驚いた。
それは南側のフェンスに目の細かい網が張られたことだ。
網がなくても、周辺の建物で日照時間が不足しがちだっただけに心配だ。


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タネ蒔きが終わった後、野菜に興味を持ってくれたのか、余ったタネをくださいと、何人もの生徒か、宮寺さんの所にやってきた。
自宅のベランダで、プランター栽培をしている生徒等のようだが、自宅でも同じもの栽培すると、教育効果も高まる。



追録




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お昼は、給食をいただいた、桜組に三國シェフと、レッスンをプロデュースしている松木直也氏、我々は桐組に宮寺さんと招かれた。

上の写真をクリツクする。
桐組のみなさんが温かく迎えてくれて、美味しく頂いた。

食事の間、楽しい会話にも加えてくれた。
生徒たちは、野菜研究をしている人は、何の野菜が好きなのか興味があるようで、そんな質問もされたが、
野菜には季節ごとに、美味しいものがあるからと、旬の話しをした。
皆いい子だ。




posted by 大竹道茂 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 三國シェフと江戸東京野菜
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