「農の生け花 愛好会」東京グループ(代表・濱中洋子さん)ではこのほど、東京都夢の島にある熱帯植物園で開催された「収穫の文化展」から依頼され、江戸東京野菜を使った「農の生け花」を展示した。
これまで、グループの皆さんは、あちこちのイベントに呼ばれている。(前回)
濱中さんによると
題名は 「祝七五三」 器は飯台2つです。
矢ヶ崎静代さん(西東京市)と二人でお対の作にしました。
左側に亀戸大根と南天、右側はこかぶとピラカンサスです。
白い野菜を餅に見たてて祝いの赤を使いましたが、南天の実が今年は少なく残念でした。こかぶが「金町こかぶ」だともっと良かったかもしれませんネ。
主人が七歳のお祝いの時に、お祖父さんが孫の為に特注で作らせたと言う飯台です。
この飯台に餅を入れて親戚に配ったそうです。歴史を感じますが、まさか孫の嫁が「農の生け花」などと言うものに大切な家の宝物を使っているなんて、天国で清じいさんは何と思っているかしら?

上の写真をクリツクする
濱中さんからは、江東区で開催するので、江東区ゆかりの江戸東京野菜はないかとの相談を受けたが、江東区ゆかりとしては、砂村一本ネギ、砂村三寸人参があるが、どれもまだ早い。
亀戸大根なら出荷している方がいるからと、江戸川の木村重佳さんを紹介しておいた。
また、
「農業・農村ギャラリー」の川並三也管理マネージャーから写真が添付されたメールをもらっていた。
何でも
「同ギャラリー所有の「東北農業のジオラマ」を「夢の島熱帯植物館」に貸出しており、会場で「ぎんなんネット(東京都農家女性グループ連絡研究会)」の濱中洋子さんとお話をすることができました。
今度は、農業・農村ギャラリーでの展示を企画したいと思います。その時は、お力添え願えればの存じます。」とあった。
先日の日比谷のイベントといい、色々なところでご縁がありますね。
農の生け花についてはこれまで当ブログで紹介している

10月6-7日に、東京農業大学「食と農の博物館」で開催された、「農の生け花」全国大会で、東京グループの清水美都江さん(立川市)が、固定種の菊座カボチャを加えた、カボチャの作品「カボチャ祭り」を出品している。
菊座カボチャは、内藤カボチャとか、淀橋カボチャと云われて、江戸の昔から栽培されていた。