立川市果樹組合の高橋尚寛さんから、そろそろ柿をもぐからと電話をもらった。
柿好きには、固いのが良いととか、柔らかいのが良いとか、好みがあるが、私は幼い頃、母親の実家にあった、長くて大きな、、砲弾のような形をした柿が好きで、祖父が採ってくれたのを思いだす。
ドロリとした甘い柿だった。
尚寛さんのおやじさん(信茂氏) から5〜6年前に、庭になっている渋柿をもらったのが初めだが、子どもの頃のあの柿にそっくりだったので、渋を抜いていただいたが、ドロリとした果肉は、祖父や祖母など幼い頃のことを思い出す味だった。

午後からが都合がいいというので、お天気のいい日だったが、尚寛さんの所に伺った。
丁度、東京農大の彼の後輩たちが、農作業の手伝いに来ていて紹介された。
左から、大塚聖子さん(食料環境経済学科卒)、尚寛さん、渡辺誠太郎さん(国際農業開発学科4年) 。
尚寛さんについては、前に当ブログで紹介している。
イチジクの栽培を始めていたが、一生懸命でいいものができていたので、三國清三シェフにも食べていただいたことがあり、デザートに使ってもらたことも紹介している。
この柿の品種を聞いたが、柿の専門家でないからわからないということだった。
何代か前からこの場所にあると云っていたが、あえて庭に渋柿を植えたのは何か意味があるのだろう。
上の写真をクリツクする
柿は1年おきになるので、一昨年いただいた時は、一つひとつ味わっていただいた。
今年は、夏の終わり頃だったが、信茂さんと尚寛さんのお二人にお会いしたときに、あえて柿の話題を持ち出して、楽しみにしている旨を伝えていたが、忘れないでいてくれていたのには感謝だ。
尚寛さんは、作業をやめて、柿の収穫をしてくれたが、幾つ持っていきますか、と云うので20個、とお願いした。
いただくときは、いつもそのくらいいただいているが、渋抜きは、焼酎をヘタに沁み込ませて行っているが、50℃洗いをやってみようと思っている。