小金井市立第一小学校(今城徹校長)での食育授業は、NPO法人ミュゼダグリの酒井文子会長と小金井市江戸東京野菜研究会の井上誠一会長が長年手がけてきている。
今年も6月1日(金)にパワーポイントと江戸東京野菜読本を使った授業(江戸東京野菜の基礎知識)を行っていて、10月9日(火)には、酒井会長も同席した中で、井上さんの指導で、3年生3クラス合同で、亀戸大根の種まきを行った。
4日、江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座の修了者の派遣活動として、齊藤朝子さん、松井つるみさんのお二人に参加していただいて、江戸東京野菜の食べ比べの授業を行った。
オブザーバーとして参加した井上さんは、自家採種して
栽培した自慢の伝統大蔵大根を持参して説明。
上の写真をクリツクする
生徒たちが栽培した、亀戸大根。
亀戸大根の栽培現場は、先日、同校に伺ったおりに、井上さんに案内していただいたが、当ブログで報告している。
練馬にお住いの齊藤さん、幼少期を小金井で育ち、小金井市立第一小学校が母校。奇しくも可愛い後輩たちへの授業となった。
「子供達は辛み苦みのある亀戸大根にはびっくり、1本を葉付きで縦割にした僅かな量ですが各自持ち帰りました。ここからまた新しい江戸東京野菜の裾野が広がればと思いました。
大蔵大根の甘さ旨さは子供ばかりでなく私も益々好きになりました。JAあおばでも大蔵大根ファンを増やしていきたいです。2時間ほどの3年2組で過ごした時間、終わりには楽しかったのか大きな声に見送られ、今年の良い思い出のひとつに加わりました。」と齊藤さんからメールをいただいた。
子供たちには、以前に配布した江戸東京野菜読本によって説明を行う。
・青首大根:スーパーで買ったもの
・伝統大蔵大根:井上誠一さん栽培
・亀戸大根:3年生が栽培したもの
一番人気は、伝統大蔵大根だったとか。
上の写真をクリックする
「よく見る」「触ったり噛んだりした感じ」「かんだ時の音を聞く」「においを嗅ぐ」「どんな味か考える」と、五感を使って食べ比べをする。
2組(内藤先生)齊藤朝子さん担当(写真左下)
3組(堀川先生)酒井文子さん担当(写真右下)