2012年12月25日

復活! あらかわの伝統野菜「三河島菜」研究会 in 荒川


荒川区のホームページに、「復活!あらかわの伝統野菜だより」が連載されていることは、当ブログで紹介したが、そのあとすぐに、荒川区の谷井千絵観光振興課長からメールをいただいた。

同区観光振興課では、3月に「ばあーるまあーる」で行った「復活! あらかわの伝統野菜、汐入大根研究会 in 荒川 町屋」を開催したが、


第二弾として、「都立農産高校で収穫した三河島菜を使った研究会(調理、試食)を行います。」と云うもので、農産高校が三河島菜の栽培に取り組むきっかけは、当ブログで紹介しているが、当日は、農産高校の生徒も参加するという。



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汐入大根の研究会は大きな反響があったことから、その後、同区は次から次へと、活発な企画を立て、今回の研究会になったもの。

案内のチラシをクリツクする
12月21日(金)午後4時から6時半まで、峡田ふれあい館にて開催とある。 




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上の写真をクリツクする
研究会は谷井課長の進行で始まった。
都立農産高校からは園芸部の生徒の他、後藤哲校長と三河島菜の栽培指導をしている園芸部顧問の佐々木希彰先生も見えていた。

荒川区からは、石原久産業経済部長、経営支援課産業活性化係の田中欣也主任主事、豊泉光男産学連携主任推進員、産業振興課松村陽子課長補佐、健康振興課田島栄養担当係長、にぎわいコーディネーターの金成一さん、社会教育課の中泉さん、
環境課エコプロ担当の白石亜以さんと、樹木医の彦坂雅男先生等が見えていた。
白石さんには、企画講座「食べて学ぶ江戸東京のお野菜」の開催報告書をいただいた。

参加者の紹介の後、谷井観光振興課長から、復活した荒川区の伝統野菜「三河島菜」について、紹介があった後、彦坂先生からも環境課としての取り組みについてお話があった。

私は特別ゲストとして招いていただいていたので、最近の三河島菜に対する注目度などについて報告した。

レシピの提案と調理は、区内でこだわりの飲食店を展開しているikuraさん(暮らしのデパート小豆主宰、調理師、フードクリエイター)を講師に、三河島菜を調理(パンケーキ等)、を4班に分かれて行った。



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三河島菜のマドレーヌ
生徒たちも、自分たちが栽培した三河島菜が、荒川区を挙げての研究会の実施に、今後の栽培に向けての意欲を語っていた。



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グリーンバナナジュース
汐入大根の味噌菜飯
汐入大根とりんごのキャラメルジャム


配られたToday’s Recipe に掲載された「三河島菜のマドーヌ」は、三河島菜を100グラム使ったので、緑色が濃いが、今回は50グラムだったので、若干うすい色となった。
また、三河島菜の簡単ディップのレシピも掲載されている。
汐入大根の味噌菜飯は、もち米のような食感だった。




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環境課エコプロ担当の白石さんは、環境課が実施している取り組みなどについても報告され、

上の写真をクリツクする
江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座修了者で、荒川区民の吉友安世さん(左上)、地元飲食店「キャロット」の下川さん(右下)も三河島菜が食材として定着することへの期待を述べていた。

追伸


尚、当日の模様は22日の東京新聞が「三河島菜で新メニュー 荒川区研究会に高校生ら30人」として掲載した。

    
追録





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研究会の後、谷井課長から、意見交換をしたいというので、会場近くの店「華」に、講師のikuraさんと農産高校の先生方と一緒に加わった。
事前に、三河島菜が届けてあったようで、大井一隆マスターの料理を、店主の桜井志代里さんが運んできてくれた。

上の写真をクリツクする
煮物、漬物と出してもらったが、三河島菜は癖のない分、どの料理でも美味しくいただけた。
驚いたのは三河島菜のバーニャカウダーで、葉を削いだ後の茎だけが出てきた。
大井マスターは、シャキシャキした茎をかじって、それだけで十分と思ったらしく、ニンニク、アンチョビ、オリーブオイルをソースにしてくれた。
三河島菜は、小松菜ぐらいの背丈の時は、柔らかくて美味しいが、茎がしっかりする暮れから正月に向けてのこの時期にだけ、食べることができるメニューだ。

今回の、研究会に参加して農産高校の生徒諸君も栽培にやりがいを見出してくれそうだし、今年の試作を通して、来年度への収穫量増加へ、荒川区の期待も大きく、佐々木先生も自信をみなぎらせていた。

谷井課長が、三河島菜は正岡子規の歌にも詠まれているんですよと教えてくれた。何でも子規が根岸に暮らしていた頃に詠んだものらしく

「朝露や 青菜つみ出す 三河嶋」
「凩に 三河島菜の 葉張りかな」
「冬枯の 一隅青し 三河嶋」
「緋の蕪の 三河島菜に 誇って曰く」 

三河島菜の物語はさらに増えそうだ。


追録 その2



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当日の資料の中に、都電荒川線と日暮里・舎人ライナーのペーハージオラマが入っていた。
谷井課長のご担当、観光資源として、早稲田・三ノ輪橋間を走る都電荒川線はファンも多い。

上の写真をクリツクする
帰りがけに、谷井課長から「ほのぼの都電サブレ」をいただいた。
第25回全国菓子大博覧会 名誉総裁賞受賞が輝いていた。
製造 ムーンハート 名月製菓東京都荒川区東尾久5−30−1 tel03−3893−6746

これは、孫が喜ぶ、谷井課長ありがとうございました。

三河島菜にしろ、汐入大根にしろ、都電に続く観光資源として、荒川の伝統野菜が大きく育ってくれるのを楽しみにしている。


追伸



この内容は、荒川区のホームページでも紹介されている。

posted by 大竹道茂 at 01:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 里帰りした三河島菜
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