江戸東京野菜の品種を一品でも増やそう、しかも野菜の少ない夏果菜を増やしたいとのことで、ジーンバンクのデーターをネットから調べていたら、蔓細千成が保存されていた。
蔓細千成は江戸ナスとも言われたもので、寺島ナスとして栽培されていて、かつての寺島、今は東向島だが、ここでの復活は実現したいと、新聞にその思いが掲載されたことは当ブログで紹介した。
このナスを、寺島の地、東向島の第一寺島小学校で栽培してもらおうと、昨年来高橋英三校長先生にお願いしてきたのだ。
5月7日当日は、この取組を支援する、農林中央金庫とJAバンクが実施する「JAバンク食農教育応援事業」の一環で、JAバンク東京信連の佐藤洋一東京支店長(左)がプレゼンターを務め、生徒代表からは感謝の言葉が述べられた。
写真右はマイクを持つ和田浩二副校長
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開校130周年事業として、全校生徒で取り組むことになったことから、全校生徒の前で贈呈式が行われた。

東京都農林水産振興財団で「食育アドバイザー」の肩書をいただいたことで、ライフワークは新たな取り組みとして、事業となった。
苗づくりは東京のナスづくりの第一人者、星野直治さんにお願いしてきた。
そんな、寺島ナスの定植作業を全国紙・農業共済新聞の岡浩則記者が取材し掲載してくれた。
追伸
日本農業新聞の連載でも、寺島ナスの復活を掲載した。