全国・各県のJAに勤めていた方々が思い思いに原稿を寄せ合って隔月に発行する「虹」誌(60数ページ)の会員になったのは、全国連の先輩たちに誘われたからだ。
5月、7月、9月に発行された「虹」誌には、懐かしい方々が、かくしゃくとした日々の暮らしや、持論を展開していて、楽しく読ましていただいていた。
そんなところに、11月号に、そろそろお前も何か書けと編集長の前田誠氏から依頼された。
前田さんは、日本農業新聞の後、社団の酪農ヘルパー全国協会の調査員などをされていて、現役時代にはお世話になった。
そこで、最近の江戸東京野菜を取り巻く情勢について書いて、前田さんに原稿を送った。
「蘇れ! 江戸・東京野菜 〜地域文化への定着活動始まる〜」がそれで、「お江戸日本橋から発信。」、と「小金井市での取り組み」、そして、「練馬大根復活を食育に」と「12月の風物詩にしたい」と云うものだ。表紙をクリツクする
204号を読んだ先輩諸氏は、「ご活躍で! 」と、冷やかし半分で、声をかけてくれた。
中でも次回号の205号で、大先輩の秋田義信さんが、「どっこい生きている 江戸・東京野菜 〜大竹道茂さんのそれを読んで〜」として、エールを送ってくれた。
秋田さんは、現役時代、青森県農協中央会の農政部長で、大手町で開かれた全国各県の農政部課長会議で度々お会いしたが、根っからの協同組合運動の実践者で、農業地帯と都市部との立場の違いはあっても、なにかと激励をいただき、可愛がっていただいた。それが、今回も「虹」誌の中でで、身に余る光栄である。