新宿のまち興しに尽力されている根本二郎さんから、ダイニングカフェ” 結・YUI ” のお披露目会のご招待をいただいた。
根本さんは、福島県いわき市出身で新宿の区議会議員をされておられ、新宿の伝統野菜・内藤トウガラシを地域のみなさんと一緒に栽培普及をされておられる。
一昨年の大震災発生により、以来出身地の福島をはじめとする東北の復興支援に誠心誠意取り組んでおられ、一昨年、三國清三シェフが企画した「増毛deナイト」でお会いしたところを、当ブログでは紹介している。

新宿区にも被災地出身の方々が大勢お住まいになっていて、根本さん(写真左)と共に支援活動をされている、「陸前高田ふるさと大使」で大久保でお仕事をされている大坂周平さん(写真右)もお祝いに駆けつけておられた。
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丁度「野菜の学校」が秋葉原であったので、帰りに四谷経由で丸ノ内線に乗り換え御苑前で下車して靖国通りに面した同店に向かった。
この辺りかと、キョロキョロしていたら、中国茶コーディネーターの阿部千由紀さんが気付いてくれて、スローフード江戸東京リーダーの成田重行先生が店に招き入れてくれた。
そもそも、根本さんとのご縁は、内藤とうがらしでまち興しの発起人・成田先生のご紹介で始まったのだ。
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東京産野菜として阿部さんが集めたのは、東京ウドに小松菜、ニンジンなどの他、今はやりのプチヴェールやロマネスコも並んでいて、私が行ったときには売れてしまってわずかに残っていた。

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いただいた資料によると、新鮮で安全・安心な東京の野菜を食べさせたり、販売したりする。
また、土曜日などは料理研究家によるデモンストレーションランチなども20名限定で行うという。
店の前のカフェ・テラスは「おいしいサロン」として、毎回10人限定で専門家による「おもしろトーク」なども実施するという。

すでに、店内には根本さんの友人知人で一杯。
カウンターの中では、根本さんが皆さんの接待をしているところだった。

オープンテラスで、東京産野菜の料理を、生ビールでいただいていると、入れ代わり立ち代わりで、開店のお祝いに駆けつけるお客様。
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いわき市の家庭料理だと出してくれたのが、ニンジンイカ(写真上左) 、じやがいもそぼろ(写真上右)、キジおこわ(写真下)、これ以外にも、陸前高田の魚介類も頂いた。
ここでも色々な出会いがあった。
話しに夢中で写真は撮り忘れたが、小松健さんと云うLEDランプを作っている会社の社長さん、小松のルーツをたどって秋田の象潟にまで話がおよび、秋田県にかほ市ふるさと宣伝大使に就任したとか・・・・、
野菜の話になると会社の近くに、「ゑの木れすとらん」という東京産野菜を売りにした店があるから食べに来いとお誘いを受けた。
帰りに、お土産だと云っていただいたのが、陸前高田発の「おつまみ板昆布」。
希望の松。
ダイニングは5日から、テラスは7日からオープンの予定だそうだ。
ダイニングカフェ” 結・YUI ”(03-3359-7285)のご隆昌をお祈り申し上げます。