国産農畜産物の2大商談会「国産野菜の契約取引マッチング・フェア in 東京」と「第7回JAグループ国産農畜産物商談会」が初めて、東京国際フォーラムの展示場の隣り合わせで開催された。
「国産野菜の契約取引マッチング・フェア in 東京」については、先月、東京シティ青果の朱亀寿美朗部長からチラシを送っていただいていて、江戸東京野菜を出したいから、協力してほしいと云われていた。

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チラシにもあったが、今回は初めてJA全農、JA全中及び農林中金の共催による「国産農畜産物商談会」も隣の展示会場で開催するなど、来場者の便宜を図っていた。

会場についたのは、2時過ぎになってしまったが、会場はごった返していた。
東京シィテ青果のブースはわかりやすい所で、朱亀部長を初め役員も見えていた。
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江戸東京野菜としては、奥多摩わさび、シントリ菜、伝統小松菜、亀戸大根のほか、練馬の渡戸秀行さんが囲っておいてくれた練馬大根と、葛飾の矢作東一さんが初めて栽培してくれた、砂村一本ネギが初めて泥付きで展示されていて、多くの客を引き付けていた。
会場では先日足立区六町の「ゑの木れすとらん」でご馳走になった荒堀安行さん (写真右下) にお会いしたが、浅月を栽培されている大熊久三郎さん(同区農業委員会会長)も見えていた。
また、足立区からは産業振興課長の杉岡淳子課長、中澤俊昭農業係長も視察されていて、江戸東京野菜の導入などについて相談できる窓口になっていただけそうだ。
会場入り口近くに、高知県園芸農協連のブースがあったが、目に付いたのが、同県特産の「ミョウガの子」を収穫した後の、残りの「茎」が産業化(6次産業化)できないものかと展示されていた。
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早稲田みょうがに取り組むものとしては、興味深くお話を聞いた。
また、鹿児島のブースには伝統野菜の「桜島大根」が展示してあった。

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また、会場の一角には、出展者が持ち寄った野菜で、サラダバーが設置してあり、自由に食べさせていた。
折角だから、JAグループ国産農畜産物商談会会場にも寄ってみた。
東京もブースを出しているのかと探してみたら、JA全農東京農畜産資材課の山口有里課長にお会いした。
なんと、東京うど生産組合連合会の須崎雅義会長も見えていた。
先日、向笠千恵子先生をご案内したとき以来だ。
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JA東京島しょからは、伊豆大島支店の下村千恵子支店長(写真中央)とあしたば生産者の菊池清さん(写真左)と朝倉京子さ(写真右)が見えていて、「アシタバの青汁」の試飲と「アシタバの生葉」の試食を実施して、お客を集めていた。
島の産物では、このあしたばの他、八丈オクラ、島唐辛子などは、江戸東京野菜としても位置付けてもいい歴史を持っている野菜だ。
「国産野菜の契約取引マッチング・フェア in 東京」の会場では共催団体の独立行政法人農畜産業振興機構の唐澤哲也課長にお会いした。
イベントの内容について、同機構に電話をしたとき、野菜業務部直接契約課の唐澤課長が出られた。
当ブログをよく見てくれているとかで、会場に来たら呼んでくれと云うことだった
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課長には、生産者が安心して野菜の契約取引ができるシステム「契約野菜安定供給事業」について教えていただいた。
ご無沙汰しております。
私が伺った時間が遅かったので、大竹先生にお会いできず残念でした。
写真にも写っていますが、シティの朱亀部長に依頼され、三河島菜・伝統小松菜・亀戸大根・東京長かぶのプランターを東向島駅前プランターから持って行きました。
収穫したものも出品しました。
最近では江戸野菜を取り扱ってくれるお店も少しではありますが、増え始めましたので、機会があればご一緒出来たらと思います。