6月13日に、京橋大根河岸青物市場跡碑 建設50周年のイベントが、京橋大根河岸会(石川勲会長)の主催によって行われ、当日は私も招かれた。
京橋大根河岸は、昭和10年(1935年)中央卸売市場が築地に開設されたのを機に当時の問屋集団が卸売会社を結成し築地市場に移転した事から、会長の石川氏は東京中央青果株式会社の社長で、東京シティ青果の会長をされている。
昭和34年6月、大根河岸当時の問屋が集い、京橋大根河岸青物市場跡碑を、京橋の地に建立したもので、早50年の月日が流れた。

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東京農大の応援団が大根踊りを踊って花を添えた。
会場では、江戸東京野菜の普及でお世話になっている、日本橋「ゆかり」の野永喜一郎社長や、日本橋「てん茂」の四代目奥田秀助さんにもお会いした。奥田さんは、農大の後輩だと伺った。

獅子舞や、桜川ぴん助社中、「江戸芸かっぽれ」も披露された。
石川会長は、次は2014年に大根河岸ができてから350年を迎えるが、京橋の歴史は築地の歴史の礎になり、江戸から東京における市民の食生活を賄ってきた自負を後世に伝えるためにも、今回以上の式典を開催したいと語っていた。