2013年04月07日

西東京市の東大農場で始まった江戸伝統の「千住ネギ」復活栽培に期待。


西東京市にある、東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構と云う長い名前、地元に馴染んだ名前は東大農場だ。
前回来た時、高井戸キュウリの採種のことは、当ブログの追録で紹介している。

農場職員の手島英敏さんから、独立行政法人農業生物資源研究所(ジーンバンク) から取り寄せた固定種「千住ネギ」の芽が出そろったと電話をいただいたので行く行くと云っていたが、都合がつかなくて金曜日実家に行った帰りに電話をして寄ってみた。



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3月11日に播種した千住ネギを見せてもらったが、ちょっと徒長気味だ。
ネギは需要が多いが、江戸東京野菜としては「砂村一本ネギ」しかなかったが、ジーンバンクにあったのを手島さんが調べて、取り寄せたもの。

ネギは、栽培期間が長いことから、小面積の農地を回転させて栽培面積を広げていく都市農業には向いていない作物だったが、消費者の需要の多い作物で、東大農場での採種に期待が高まっている。
いずれ江戸東京野菜として認証されるようになればと願っている。


   
追録





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何回も、農場には来ているが、手島さんに連絡して、入れてもらっているが、丁度一般公開日(火曜日と金曜日) だったので、5年生になったばかりの孫娘を連れて農場博物館に行ってみた。



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かつて田無市に住んでいた時、子どもを連れて何度も来たことがあったが、その時は牧場があった。

上の写真をクリックする
あの後、昭和49年(1974) に酪農の研究は他に移ったようで、その乳牛舎を農場博物館にしたという。



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Bolens社製歩行用トラクターコレクション同農場で使われてきた農機が並んでいた。東大フィールドボランティアの皆さんが説明をしてくれた。



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駒場農学校のコレクション。
物理実験用風車、洋鎌刃コレクションなどが並ぶ。

1878(明治11)年1月に、駒場農学校内に農場が設けられて以来、東京農林学校、帝国大学農科大学附属、東京帝国大学農科大学附属、そして、1935(昭和10)年、駒場から現在の西東京市に移転、東京帝国大学農学部附属、東京大学農学部附属、2010(平成22)年4月東京大学大学院農学生命科学研究科附属へと変わっていった。



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現在使用している大型のコンバインとアタッチメント類は、圃場近くの格納庫に入っていた。



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同農学機構の北側がこんもりとした森があるが、ここが、田無演習林で正式名称は、「東京大学大学院農学生命科学研究科附属田無演習林。」で、
見学者は、受付に記帳することになっていて、孫娘が二人分書いてくれた。



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演習林内は、萌え出でた新緑。

上の写真をクリックする
森の中にはハナズオウ(左上)や、ミツバツツジ(右上) が満開。森に迷い込んだような錯覚に陥る一角もある。
演習林内には、黒松、赤松の苗が育っていた。

また、林内の圃場では、トンネルで大根の種採りもしているようだった。



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機構本部前の桜は散り始めていたが、山吹は今が盛り、シャガの群生地では一番花が咲き始めたところだ。


posted by 大竹道茂 at 00:11| Comment(1) | TrackBack(0) | 大学・NPO等の活動
この記事へのコメント
懐かし〜〜ぃ

最高の土!!!!

私も環境の2文字に
レイチェルカーソンの言葉に
動かされて 友人と通ったょ

東大農場に魅せれれて
春の菜の花 田植え
  ひまわり(秋)  
 ハンカチの木などなど
牛さん→ダチョ?→などなど

絵になる風景が大好きで
 スケッチもしていました。

Posted by 千日紅 at 2013年04月08日 21:12
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