立川市農業技術振興会副会長でファーマーズセンター「みのーれ」立川野菜生産部会副部会長の内野英樹さんが、早稲田ミョウガを栽培したいと云っていると、押上「よしかつ」の佐藤勝彦さんから聞いていたので、JA東京みどりの原省三課長と内野さんの3人で、小平の宮寺光政さんを訪ねた。
内野さんは一昨年、JA東京みどりの現地研修会で亀戸大根の栽培農家に案内したときに、参加されていて、「よしかつ」にも行ったご縁で、その後、佐藤さんからの注文で立川産トマトのピューレーを納めている。
上の写真をクリツクする
昨年、増殖に取り組んでいただいた練馬の井之口喜實夫さんに分けていただいた早稲田ミョウガは、4月6日に植え付けを行った。
今年は急に暖かくなったこともあり一週間早めて4月1日に、植え付けを行ったようだ。
しかも、昨年は、一畝だったが、今年は倍に増やしてくれた。
一般家庭などのように植えっぱなしだと、ミョウガの根茎は込み合って密植状態になるため細いが、畑で増殖した根茎は太く幾つも分岐して5倍ほどになっていて、芽がいくつも出ていた。
現在、早稲田ミョウガの栽培は、ミョウガを特定し、品質を落とさないように、栽培者は登録制にしていて、井之口さんの他、昨年から小平市の宮寺さん、東久留米市の大山祐視さん、小寺宏さん、横山和子さん、そして今年から、西東京市の矢ケ崎宏行さんと立川市の内野さんが新たに加わったわけだ。
今年も、早稲田ミョウガを楽しみにしていただきたい。
早稲田ミョウガの研究用に鉢植えも用意した。