小学館の図鑑NEO「 野菜と果物」が真木文絵さんから送られてきた。
真木さんは、江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座1期修了者で、石倉ヒロユキさんとで企画・執筆をされたものだ。
お二人は、べストセラー「野菜の便利帳」を初め、同誌の”伝統野菜・全国名物マップ” を出しており、当ブログでも紹介している。
「この本の使い方」が図入りで丁寧に解説していて、「この図鑑は、主に日本で流通している野菜・果物を中心に、海藻、キノコ、山菜など、約700種類を紹介します。野菜は植物のどこを食べているのかでグループ分けをし、掲載しています。それぞれのページは、生態、種類、栽培の情報に大きく分かれています。」と、漢字にはすべてルビーがふってある。
同誌では見開きで「野菜を育てる小学校」の頁を設け、砂村一本ネギの江東区立第五砂町小学校、寺島ナスの墨田区立第一寺島小学校、東光寺大根の日野市立東光寺小学校が紹介されている。
また、江戸東京野菜としては、伝統小松菜、しんとり菜、のらぼう菜、下山千歳白菜、滝野川ゴボウ、東京長カブ、金町系コカブ、練馬大根などが掲載されいる。
これには企画段階で、真木さんから江戸東京野菜も掲載したいので、写真等の協力をと、依頼されたことから、巻末に名前も掲載いただいた。
撮影・取材協力には、山形大の江頭宏昌准教授、野菜ジャーナリストの篠原くに子さん、農家では多摩の青木幸子さん、世田谷の内海博之さん、小金井市の高橋金一さん、三鷹市の冨澤剛さんもあった。