先日、仙台の明成高校の高橋信壮先生からメールをいただいた。
先生との面識はないが、仙台で伝統野菜の普及に取り組む 今庄青果の庄子泰浩専務から明成高校の「みんなの白菜物語プロジェクト」の様子はうかがっていた。
「食の学び」による地域づくりの活動を地域の多様な主体との連携で2010年の3月から始まり、今年度で4年目を迎えていてる。
震災後は、被災した「白菜のタネのふるさとの島」 宮城県塩竈市浦戸 野々島で「白菜の採種文化の保存活動」にも取り組んでいる高橋信壮先生のことが季刊誌に紹介されていて、当ブログでも紹介している。
上の写真をクリックすると高橋先生と朴沢学園企画課の月本麻美子さん。
高橋先生は、昨年度からは、野々島の小中学校とも連携して、島の畑で採種用の白菜を栽培、採種を行ったという。
そこで、18〜20日の予定で、塩竈市立浦戸中学校(野々島の中学)では、東京方面への修学旅行が予定され、高橋先生は19日の午前中、中学生に同行して、宮城ふるさとプラザでサポートする予定だという。
急な話で先約も入っていたが、午後から新宿でお会いすることになった。

約束の14時に、宮城ふるさとプラザでの仕事を終えて、高橋先生と月本さんが新宿の「東京アグリパーク」を訪ねてきた。
上の写真をクリックする
今年の中学3年生は3名しかいないが、19日(金)には、池袋にある宮城県のアンテナショップで、仙台白菜を使った餃子や、島の文化である「白菜の採種文化」「菜の花の咲く島」の紹介を体験学習として行ったという。
中学生が配布した、「島の菜の花のポストカードと一緒に、昨年島で採れた白菜のタネをいただいた。
早速、都立瑞穂農芸高校の横山修一先生が同校で栽培しようと云ってくれたが、まだタネとポストカードが8枚あるので、白菜を作った経験のある方にお分けしますので、
ohtake@topaz.plala.or.jp
高橋先生は、今年から ” ふるさとフィールド スタディーズ “ として、東京オリンピックが開催された1964年に、渡辺採種場が発表した白菜「オリンピア」を、今年、東京2020 オリンピック イヤーに合わせて復活させるという。
高橋先生と待ち合わせた「東京アグリパーク」は、新宿駅南口から甲州街道沿いの数分のところにある。
かつてはサンウエーブのショウルームだったが、他に移ったために現在は、東京農業のPRの拠点になっている。
6月8日に開催される「コンシェルジュ育成講座」入門編はこの3階で開催される。
アグリパークの受付をしている権藤さんが、開催のポスターを入り口に設置してくれた。
フロアでは、昨年、農業祭に出展された江戸東京野菜がVTRが流れていた。