内藤とうがらしプロジェクト リーダーの成田重行先生が、指導して始まった「内藤唐辛子」による新宿のまち興しもすっかり定着して、連休明けの気候が安定した日時を選んで、内藤唐辛子の定植作業が行われた。
成田先生は、先日「リーガロイヤルホテル東京」で東京野菜カンパニーが実施した東京産野菜販売会のプロデュースをしていたが、その時に、定植作業を実施するからとお誘いを受けた。

京王線の仙川駅で待ち合わせて、圃場に伺ったが、メンバーには先日お会いした七味唐辛子売り口上の上島敏昭さんも参加されていた。
15分ほどで、宍戸啓昭氏(71歳) が農楽道を実践している圃場についた。
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圃場周辺は、農家が相続で手放した農地で、そこには新築の住宅が並んでいた。
成田先生は、独立行政法人農業生物資源研究所から取り寄せた内藤唐辛子(八房唐辛子) の種子を管理していて、
宍戸氏が作ってくれていた苗を、皆さんで定植作業。
参加されたメンバーには、高田馬場で地域通貨「アトム通貨」を発行している皆さんなども加わっていた。
成田先生の尽力で「高田馬場でまち興し、内藤とうがらしをブランド野菜に! 」は、You Tubuから、配信されている。

宍戸さんは、畑を効率的に運用していて、色々なものを栽培している。
エンドウ豆、ジャガイモ、かぶ、大根、玉ねぎ、ブラックベリー、杏子、柿、ブルーベリー、河津桜はさくらんぼうが実っていた。
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子どもたちが、チョウチョを捕るのを愉しみに来るので、宍戸さんは補虫網も用意してある。
駅のそばに、QUEEN’S ISETAN があったが、入り口を入ったところに、JAマインズ 神代農産物直売コナーがあって。調布市神代地域の農家が出荷した地場の農産物が輝いていた。
尚、現在、内藤トウガラシは、生産者がいないことから江戸東京野菜としては決定されていないが、成田先生から、生産者を紹介して欲しいと頼まれていて、宮寺光政さんと、渡戸秀行さんが栽培すると云っているので、今年の江戸東京野菜推進委員会で江戸東京野菜として認められるであろう。